- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478360958
感想・レビュー・書評
-
1の方が好きだけど、これもいいよね
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【一言】
<p>・小説仕立てのビジネス書。本書を通じて、ビジネススキル「ファシリテーション」の実践例を学ぶことができる。</p>
【要約】
<p>・企業のお荷物的な存在である技術研究開発研究所を舞台に、MBA帰りの黒澤涼子がファシリテーションスキルを駆使して、研究所の立て直しのために奮闘。</p>
<p>・本書は、シリーズ第2弾であることもあり、MBA時代の同僚 深山邦彦の技術研究開発研究所立て直しの事例も同時並行的に進行するなど、ファシリテーション実践例が豊富。</p>
<p>・優秀な社員が集まり様々な議論を行った上で意思決定したにもかかわらず、その結果が並み以下となることがしばしば見られる。個人が優秀であることと、組織が優れていることは別物である。本書では、優れた(目的を達成するための)組織をいかに構成するかについて、多くのヒントを得ることができる。</p>
<p>・ちなみに、気に入ったキーワード。「解けない問題を解ける形に変換する」「人の行動を変えるためのファシリテーション」「学習する組織」</p>
(T) -
論理的な会議を演出するファシリテーション。こてを小説形式で紹介。
前作に比べ、より分かりやすくなりました。
かなり色々なケーススタディーがあるので、内容は凄く充実しています。
前作を読んで知識を付け、本作を読んで実践に活かす。
そんな内容になっております。 -
<要申請>
-
前作を再び読んでみて熱い感動に包まれててしまったので、衝動買いのように購入して、読了。前作の登場人物が折に触れて登場するとともに、新たな登場人物が「ファシリテーション」を学びながら問題を解決していく展開に再度わくわくしながら読み進めました。前作に比べると若干盛り上がりが薄まっている感じがしましたが、改めて「ファシリテーション」というスキルを高めたいと思いました。
-
ボトムアップで組織を変えていく・・その具体的ストーリが書かれていてとても興味深く、かつおもしろかったです。 </BR></BR>
小説の一説。 </BR>
MIT教授の発言として書かれている、この言葉を上司に是非伝えたい!!と思いました(笑) </BR>
「成功した既存ビジネスモデルを大幅に変えるべきではない! </BR>
いまあるものはすべて、過去と現在のビジネスを動かすために最適化されている。
そこから未来の革新的ビジネスを生み出そうとするのは無理だ!! </BR>
まったく別のところで新規ビジネスを立ち上げてはどうか?」 </BR></BR>
日本人はベースに何かあって、そこからのマイナーチェンジが得意な気がします。</BR>
マイナーチェンジで革新的ビジネスは厳しいデス。 </BR></BR></BR>
その他にもファシリテイタティブに進めていく上でのフレームワークやスキル満載で勉強になりました。 </BR></BR>
うちの会社にもリョウさんに来てもらいたいなぁ。
-
黒澤涼子はファシリテーションでフルイ化学を変えれるのか?ハッピーエンドなんだけれども、実際の企業の変革現場はもっとドロドロしているのではないだろうか。ちょっときれいにまとめすぎかな。
-
なかなか動かない上司にいらいらして読みました。日本人は論理的に説明してもなかなか納得しないらしく、プロセスを大事にする。
-
前作と登場人物が多少かぶる。ストーリーの継続性はさほど気にせず読める。ビジネス書だから、でないと困る。本作はファシリテーション手法の実技を小説仕立てで紹介する傾向。ただし上っ面だけな印象あり。より深堀りした記述が欲しかった。
ストーリーの結末は中途半端に終わらせ、むりやり小説的な落ちも目指す。あっというまに読めて面白かったが、ファシリテーションの入門書としては物足りなし。
「ファシリテーション手法」に興味を持たせる副読本的に読むにはいいかも。 -
グループワークでファシリテーターの役割をすることが多いことから読んでみました。タイトルの通り、理屈ではなく、誰にでもわかる言葉で話すこと。ファシリテーターが意見を押し付けるのではなく、実行したり考えて欲しいことを相手に考えさせて、誘発することが重要であることを学びました。その環境づくりがファシリテーターとしての仕事。道具をたくさん持っていても、それを押し付けるのではなく、自発的に使わせるように仕向けること。難しいですね。
僕の中の最強のファシリテーターはタモリさんですw