競争優位のイノベーション: 組織変革と再生への実践ガイド

著者 : マイケルL.タッシュマン チャールズA.オーライリー 平野和子

• ダイヤモンド社 (1997年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ホースケさんの感想 · 2011年12月28日]

　不連続のイノベーションにより大企業の倒産が繰り返されてきた。必要とされるモデルは何か、企業文化を醸成するには、両刀使いのできる組織とは。破壊的イノベーションを紹介した「イノベーションのジレンマ」とセットで組織管理者向け。

　イノベーションのジレンマでは破壊的イノベーションが企業を潰す。正しいことをする企業こそがこの破壊的イノベーションにより倒産してきたメカニズムを示していた。

　本書では、この破壊的イノベーションに対し、どのようにそれを迎えるか。むしろ、どのようにイノベーションを作り出すか。その企業体質の醸成、管理者の本当の仕事とはなどと管理者向けの実践書になっている。

[luckymonkeyさんの感想 · 2010年6月17日]

現状の改善をおこなう漸進的な改革を継続的に行いながら、根底を覆すような抜本的な改革が行える準備もしていなくてはならない。

ともに組織としての目指すべきビジョンが確立されていれば、それは相容れないようでいて、両立できるもの。

[sagami246さんの感想 · 2007年8月5日]

これも受講している研修の課題本。とにかく読みにくい。ガマンして最後まで付き合うほどの内容ではない、と判断し、途中で読むのをやめた。ということなので、内容の紹介は出来ないけれども、「読みにくい」の１点で、非推薦本。