個を活かす企業: 自己変革を続ける組織の条件

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478372777

作品紹介・あらすじ

本書では、世界中の企業を席巻している変革、すなわち、貴重な資源である資本を割り当てる組織モデルから、情報、知識、ノウハウを貴重な戦略的資産と見なしてマネジメントする組織モデルへの移行を解説する。

感想・レビュー・書評

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  • いまいち退屈。$$

  • 多角化した企業において、いかに従業員が高いパフォーマンスを発揮できる仕組みを作るか。この100年間、解決されることなく追求されてきた問題です。事業部制やマトリックス制などの組織構造によって、情報の流れを左右するというのは幻想なのでしょうか。本書でケースとしてとりあげられている企業も、結局はマネジメント層の柔軟な考え方があったから、社員の個性を尊重する管理ができた、ということにすぎないように思います。
    また、こうしたケースでとりあげられるサービス業や製造業のトップ層のマネジメントと、生産現場の基層のマネジメントは、ある程度別個で議論すべきではないか、と感じる今日この頃です。

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著者プロフィール

スマントラ・ゴシャール
元ロンドン・ビジネススクール教授
1948年インド生まれ。マサチューセッツ工科大学とハーバード大学より経営学博士号を取得。組織戦略論の世界的権威で、インシアード経営大学院教授、ロンドン・ビジネススクール教授、インド経営大学院初代学長、イギリスの先端経営研究所フェローなどを歴任。その他、複数の企業の社外役員やコンサルティング、世界経済フォーラムのフェローなどとしても活躍したが、2004年に逝去。世界的なベストセラーであるManaging Across Borders(邦訳『地球市場時代の企業戦略』日本経済新聞社)、The Individualized Corporation(『個を活かす企業』ダイヤモンド社)(ともに共著)などの著書のほか、70以上の学術論文を精力的に発表してきた。

「2015年 『アクション・バイアス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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