- Amazon.co.jp ・本 (709ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478374207
作品紹介・あらすじ
アダム・スミス、シュムペーターからチャンドラー、ポーター、ハメルまで過去の理論を収斂し、体系化した画期的な戦略論の完成。膨大な理論と事例を集約し、経営戦略を経済モデルで分析する新世代の戦略論テキスト。
感想・レビュー・書評
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▼福島大学附属図書館の貸出状況
https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB00016549
(推薦者:経済経営学類 林 正先生)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
企業戦略論をミクロ経済学の視点で書かれた経営学の基本となる教科書的な本。
MBAに取り組む人が読む本なので、翻訳の甘さも手伝って前提知識がないと理解できない。
百科事典なみの大きさ、厚さなのでじっくり学ぶ姿勢が必要。
@BizHack1 #戦略の経済学
https://amzn.to/3pVJXtd
2023/08/12 -
経営学、とくに戦略論の世界では、ポーターが産業組織論の考え方を持ち込んで以来、経済学的な基礎付け、経済学的な分析の導入が当然のように進んでいる。
しかし、日本の経営学、戦略論のテキストには、経済学的な言及がほとんど無いものが多い。このため、理論的な基礎付けが非常に曖昧で、限りなく”物語”に近いままだ。
この点、本書は戦略論に経済学的枠組みを全面的に導入した戦略のテキストに仕上がっている(類書ではサローナーの「戦略経営論」が同様に経済学をベースにしている)。経済学的枠組みのおかげで、議論がモデル化され、ただの物語でない汎用性を獲得している。
経済学といっても、事前の前提知識はいらないよう配慮されているし、数式もほとんど出てこない。平易でわかりやすい文章でしっかり解説してくれている(経済学の知識のある人にはかえってわかりづらいかもしれないが)
大きい、分厚い、翻訳がいまいち(らしい)など、いろいろ難点はあるけれど、一冊手元において折に触れて読み込んでいきたい一冊。日本でもこういうテキストがあればいいんだけどね。 -
かなりのボリューム 内容は、広範にわたり戦略論が解説されています。しかし、中には詳細な説明がなかったりと、やや広く浅くの感はありますが、戦略を俯瞰的に見るには良いのでは?
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ぶあつい
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【組織論・戦略論】これ一冊で、経営学のほとんどを網羅。『規模の経済』などの基礎的な理論から、ポーターの五要因分析など著名な理論までわかりやすく?紹介。でもかなりガチ。