マッキンゼー 経営の本質 意思と仕組み

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制作 : 平野 正雄 
  • ダイヤモンド社 (2004年3月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478374610

マッキンゼー 経営の本質 意思と仕組みの感想・レビュー・書評

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  • 会社に入って疑問に思ったことが書かれている。システムの中で個々人が自由・責任を発揮できリーダーシップによって管理されねばならないと思う。

  • 今度受講するセミナーのメイン講師がマッキンゼー出身。その推薦図書になっていたマービン・バウワーの古典的名著。
    既に他の本でも教科書的に書かれている内容がほとんどだけど、具体例で書かれている内容が最近のことと思われるほど、課題は普遍的なんだなとも感じる。
    達成感を感じられる職場が、生産性の高い職場になる。1966年から言われているんだな。

  • マッキンゼーを大企業に成長させた二代目社長の書。目標を達成させるための、組織の編成方法などが具体的に記述されており、学ぶことが多かった。いつか実際に自分がマネジメントを実行する立場になった時に再度読みたい本。

  • 米国では経営者の中でバイブル的な位置づけの本書だが、やや固い内容という印象だったのは、自身の経験値が低いからか。
    マッキンゼーがコンサルティングのみの特化して、商業的に傾く事を強く拒絶し、強いリーダーシップで会社をリードした著者に理念には納得。

  • 経営の教科書のように、経営の基本となることがセクションごとにわかりやすくまとめられていた。時間をおいて再度読みたいと思える本。

  • 経営についてとても考えさせられる本である.
    各項目を俯瞰的に考察がなされているので経営に携わるものにはぜひとも読んでいただきたい.

  • 2005年くらいに読んだかなあ。名著。

  • マッキンゼー中興の祖、マービン・バウワーの書。経営の要素である戦略や組織、事業計画について、経営基本のあるべき姿を記している。
    経営者必読の書と言われるが、自分にとっても組織を俯瞰して見るいいきっかけになるので、今後も何度か読み返したい。

    難しげなことも書かれているが、やはり根底に流れるのは、クライアントの財産、利益のために全力を尽くすという信念であり、それを徹底して実行できるのがプロフェッショナルということなのだと改めて感じた。

  • 【感想】
    経営管理システムについての素晴らしい本でした。
    内容自体は、経営に関するごくごく一般的なことについて言及されていたと思うが、自分自身の中には明確に言語化できる程、行動に移すことができる程、知識として落とし込まれていなかったので、大変参考になった。

    この著書のテーマとしては、”基本的な経営手法を目的に沿ってシステマチックなやり方で適用すれば偉大な成果に繋がること。”

    とあるが、基本的な経営手法を目的に沿ってシステマチックなやり方で適用する能力が大前提としてあることが必須とされる。当たり前だけど。

    この能力がある人が果たしてどれだけいるだろうか。
    まず、そこが1番問題。

    忙しさにかまかけて、経営者本来の役割をおろそかにしないようにしないと。

    要再読。


    【メモ】
    プロフェッショナリズムの本質は、クライアントの利益を最優先し、クライアントの問題解決を職業的使命とすること。

    プロフェッショナリズム、ファクトベース・コンサルティング、トップマネジメント・アプローチ

    どんな事業でも成功の鍵は、自らの経営に携わる確固たる意思。

    経営とは、「組織の目標を定め、人材を始めとする資源をその目標達成へと導いて行くこと。」

    我々は事業が拡大するがままに任せるのではなく、会社の成長を自らの手で統制しようと決意した。

    成功を目指す決意と、経営に向き合う決意は全く違う。

    経営の仕組みを組み立て、定着させ、改善する責任がある。自分のところにあがってきた問題を処理する、部下を選抜する、部下のした仕事を評価あるいは調整する、部下を指導するということをしているだけでは、職務を全うしているとは言えない。

    ・経営理念
    ・経営目標
    会社全体が何をするのか。その事業で目指すものを決める。普遍の価値を持つものが望ましい。

    ・到達目標
    経営目標という大きな目標を達成するための具体的な数値目標。

    ・戦略立案
    経営目標を達成し、競争に打ち勝つためのアイデアを練り、計画をたてる。

    ・行動方針
    具体的な行動指針。

    ・基準を設定
    達成に向けて、参照すべき業務基準や、評価基準。

    ・手順を定める
    仕事をどう進めるか。

    ・組織計画を立てる
    ・人材を配置する
    ・事業計画、業務計画をたてる
    ・施設設備を用意する
    ・資金を手配する
    ・社員に情報を提供する
    ・社員に行動を促す

    事業の成功3つの鍵
    1)売上高とシェアの拡大
    売上高が毎年伸びているか。シェアは拡大しているか。

    2)長期的な投資利益率
    投資利益率(営業利益/総資産)

    3)経営の継続性
    事業の繁栄を持続できるような経営者を次々と輩出できる会社か。


    競争があるからこそ、アメリカ人労働者は、なんとかして今以上に優れたやり方はないか、また同じ努力でもっといい結果を出せないかと一生懸命になる。

    1)時間を無駄にしない。
    2)情熱的である。部下よりも熱心で手際がいい。
    3)迷いがない。事実を集めてすぱっと判断を下す。
    4)機会を逃さず活用する。相手を出し抜くより、自社の競争優位を固めることに時間を割く。
    5)問題を探し出して、直面する。
    6)人事を巡る困難な決断にも尻込みしない。
    7)シェアを拡大し、利益を上げることに全力投球する。あらゆる行動の目的は長期的に競争優位を保つこと。

    【3章戦略】
    計画立案の3段階
    戦略計画
    全社、事業部、事業ごとの経営目標を定める。
    会社の経営資源(人材、資金、技術)を最適配分する。
    しっかりと文書化する。

    事業計画
    2〜3年程度のタイムスパンで戦略計画を事業部別、事業単位別の計画に落とし込む。
    この事業計画が単年度の業務計画の基礎となり、業務計画は予算編纂の基礎となる。
    根拠となるデータを添えて、明確に文書化する。

    業務計画
    2〜3年にわたる事業計画を年間計画のかたちに分割したもの。業務分担や、工程表が盛り込まれ、この計画に基づいて年間予算や、設備投資が決められる。

    流れ
    大きな経営目標
    経営目標を目指す過程で節目とすべき到達目標
    到達目標を達成する為の戦略を立てる
    戦略を実行に移す事業計画を策定する
    事業計画を詳細な業務計画に落とし込む



    企業の成功要素3つ
    売上高・販売量・シェア、投資利益率、優れた経営の継続性

    戦略計画を2つのレベルに分ける
    事業単位と会社全体
    市場戦略:重要市場セグメントを明らかにし、そこへ常によりよいサービスをどのように提供するか。
    利益戦略:製品・サービスの利益率をどのように高め収益化するか。
    人材戦略:有能な人材、特に経営の継続性を確保するための優秀な人材をどのように配置するか。

    業界分析では、大きなトレンドを把握する。
    ・他業界と比べた時の売上高、コスト、価格、投資利益率の動向。
    ・業界の収益構造。特に売上、資材、雇用状況、設備投資、市場への浸透、販売店の力。

    主要製品グループ毎に、強み、弱みを分析する。同時に、新規参入企業としての影響力を分析する。


    「利益を上げる資格を得ること」と「潜在利益を現実利益に変える」こととは全く別物である。

    潜在利益を現実利益に変える為に重要なのは、優れた分析と資源の集中投入である。

    利益に影響を及ぼす要因を洗い出し、その相対的な重要度を分する。
    目的は利益が実際にどのように生み出されるかを事実に基づいて正確に把握することであり、その為に収入、原価、支出の分析や、それぞれが利益に及ぼす相対的影響を評価する。

    時間、資金、人材、エネルギーを戦略上重要な利益要因に一貫して集中させること。

    メンバーは断片的な動きの意味を理解し、それを会社の長期的な成長、成功、利益と結びつけて考える。

    方針・基準・手順
    (例)
    方針:迅速な納品
    基準:受注後48時間以内
    手順:受けた注文を適切な工場または、倉庫に流す手順や、注文通りに、出荷する手順などが重要。

    今の手順で良いか。もっといい手順はないのか。
    方針・基準・手順を書面にする。

    【5章組織】
    誰が何をするのか?
    誰にどんな権限があるのか?
    誰は誰の上司で、誰は誰の部下なのか?

    1)計画の実行に必要な仕事を定義する。
    2)仕事を各ポストに割り振り、そのポストについた社員に分担させる。責任が発生する。
    3)各ポストに権限を移譲し、そのポストに就いた社員に対し、任務を自身で実行するか部下に命じる権限を与える。
    4)上下関係を定める。
    5)各ポストの仕事の効率をあげる為に、必要な条件、資格を定める。

    「権限は人にあらずポストにあり」

    CEOのもっとも重要な役割は、チーフアーキテクトの役割
    どんな事業をしていくか。何を目標にするか。競争環境の中で目標をどう達成するかを決める仕事。
    戦略を立てる責任と主導権は、CEOにかかっている。

    問題を見つけ出し、対処する能力。

    【第6章】
    ・幹部人事管理を計画的に行う。
    ・有能な幹部候補を募集し、選抜する。
    ・幹部候補及び、現職者の能力開発を行う。
    ・有能な人材は昇進させ、水準を下回る人材は解雇する。
    ・生産性を高める効果を考えて報酬を設定する。

    「能力開発の少なくとも一部は、人と環境との対話を通じて行われる。本人に学ぶ意欲があり、環境がそれを要請するなら、能力は必ず伸びる。」

    幹部一人一人が、自分の行動に対して、責任を持つような環境。
    遂行責任&説明責任

    本当の意味での権限委譲をしない限り、経営の活性化や効率化は望めないし、経営が停滞して非効率だと権限委譲は行われない。


    【7章事業計画と業務計画とコントロールシステム】
    事業計画は以下をポイントとする。

    1)業界の展望と自社のポジショニング
    2)到達目標
    3)主な問題点と機会
    4)アクションプログラム
    5)財務上の影響

    1)業界の展望と自社のポジショニング
    製品別・セグメント別の業界の成長率
    競合企業の動向
    生産能力と需要の動向
    コストと価格の動向
    業界の投資利益率

    2)到達目標
    到達目標とするものは、何でもいい。
    シェア、売上高、投下資本、増益率、株価、株価収益率

    「企業の活力が衰えてきたら、それは挑戦しがいのある新しい目標の設定に失敗した証拠。」

    3)主な問題点と機会
    問題点や機会は、ただ列挙するだけでなく、しっかり優先順位をつけなければならない。
    どれだけの経営資源を割り当てることができるか。

    4)アクションプログラム

    【8章計画から実行へ】
    1)命令
    2)懲罰
    3)助言
    4)報奨
    5)前向きな姿勢
    6)コミットメント
    7)自己責任
    8)リーダーシップ

    経営理念
    戦略計画
    行動方針
    組織計画
    事業計画
    モチベーター

  • 豊島区図書館文庫。経営目標、戦略のあたりは流し読みだったけど、人をまとめる、動かすって部分はAgentsの活動を一年間まとめた経験が思い出されてすごく同意できた。ほかの部分もいずれ理解できるようになりたい。

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