ラスベガス黄金の集客力: 砂漠の真ん中に3500万人呼び込む8つの秘訣

著者 : 長野慶太

• ダイヤモンド社 (2004年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[blockbusterさんの感想 · 2007年9月16日]

ラスベガスに観光に行く時に、地球の歩き方に加えて持っていった本。不動産のマーケティングに関する内容で、本を読んで現地でそれを検証すると面白い。やっぱり、砂漠の真中のホテルが一年を通して稼働率90％というのは異常だ。ラスベガス独特のサービスがどのような背景で生まれてきて、またそのサービスからどうやって利益を上げるのかという仕組みを学べる点が有益。現場はカジノをはじめとしてビジネスとしてのインパクトが本よりもすごい。次作がでるのであれば、ホテルのファイナンスやオペレーションにまで踏み込んだものがでて欲しい。

著者プロフィール

1965年生まれ。慶應義塾大学経済学部、米国ウォーデン大学院修士（ＭＢＡ）卒業。銀行勤務などを経てラスベガスで対米進出コンサルタント会社「ネバダ・ジャパン・コンファレンス」を起業。米国ネバダ州在住。著書は、『プロの残業術。』『ＴＩＭＥ×ＹＥＮ時間術』（いずれも草思社）、『部下は育てるな！ 取り替えろ!!』（光文社）、『プロの交渉術。』『辞表を出して次へ行け！』（いずれも大和書房）など多数。

「2013年 『文庫　プロの残業術』 で使われていた紹介文から引用しています。」