医療保険は入ってはいけない!

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 178
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478600511

感想・レビュー・書評

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  • 保険に対する考え方を変えてくれた本。民間の医療保険に入る人も、ただの安心感を得るために入るのではないことを際チェックするために読んだら良い。

  • 今の保険料がずいぶん高いので気になって読んでみた。

    国保などの公的機関で殆どの入院が賄えるという現実を淡々とまとめているが、結局は「会社員でなければダメ」「貯金がないとダメ」という結論が全てである。そりゃ当たり前だって・・・そうじゃないから保険に入るんです。
    殆どの人が会社員だから、的な発言をしているが、そんなわけないでしょう?世の中には自営業の人たちもごまんといるわけですから、それらを人くくりにしてはいかんと思います。

    会社員が必ず入っている健康保険と組合の保障があれば、医療保険などは一切不要ということが分かったので、今の保険の見直しタイミングはわかりました。きっと会社員にこだわっている人は、こういう部分を見ているんでしょうね。

  • 1

  • タイトルは極端だけど、安易に契約すべきではないということを分かりやすい説明で教えてくれる。とてもためになった。民間保険は営利目的の商品であるということも度々書かれていて、自分の考えに沿う。

  • 保険について勉強中のため、取っ付きやすそうな本をチョイス。
    1,2章で、公的医療保障(国民健康保険や、高額療養費制度など)について説明し、3~5章で、民間医療保険(よくCMで見かける保険)について、気を付けるべき点を解説している。

    「ほけんの窓口」的なところに行くと、大体同じような話をしてくれるが、本を読んでみて、さらに理解を固めることができた。

    6章のケーススタディと、医療保障ポートフォリオを合わせてみると、なるほどなーと思える所が多々あった。

    保険に入れば安心!ではなく、主治医を見付けるとか、具体的なイメージを持った上で貯蓄する方が、よっぽど有意義に感じられた。

  • 1級FPによる医療保険指南。
    保険料負担で安心を買うよりも、貯蓄が大事。健康に留意が本書の主旨。なるべく「割安の保険」をすすめている。医療保険自体の分析としては甘め。

    保険そのものだけでなく、医療費の負担、家族などの援助など、お金以外の支援について考えさせる分析もあるので、読んでおいて損はない。初学者には読みやすい。ただし、情報は2006年時点。

    ・サラリーマンの傷病手当金、付加給付など。
    労災保険の療養、介護、傷害給付など。労働者で知らない方も多いのでは。
    ・差額ベッド代、入院中の食費などは医療費にならない
    ・高額療養費
    ・民間医療保険は金銭給付、インフレで価値が目減り
    ・医療特約よりも単体の医療保険
    ・入院中の確定収入=傷病手当金ー住民税ー社保料
    ・医療ポートフォリオ:家計で収入を分散させる、共働き、生活費(固定費)の削減、ローンなどで消費の前倒しをしない
    ・「入院一日目から保障」「女性特有の病気」「誰でも無条件で加入」などスローガンに注意
    ・終身タイプでも1入院や通算限度数を越えてしまうと保障切れ
    ・転職、結婚、収入の増減など状況に応じて見直しを
    ・掛け捨てではない=貯蓄できる ではない

    ただ、このタイトルはややキツい感じ。
    すべての医療保険が悪いわけでもない。保険とはそもそも相互扶助の仕組みで成り立つものなので。

  • 保険の営業の指導をしていた時は、こういった本をいくつも買って自社の商品に対しての応酬話法作成の参考資料にしてました。
    本書に書いてあるような内容をお客さんが言う前にこちらで先に言ってしまい、その後「でもこういった点で~」とフセールストークをすると非常に高い確率で契約を決めることが出来ました。

    セールスをされる方は非常に役に立つ本だと思います。

  • 公的保険の素晴らしさを強調し、実際の数字をあげて具体的に病気になった時のイメージをもたせる。生命保険営業13年の経験から、よく保険契約を理解せず加入する人々を危惧する

  • 医療保険について良く分かる。
    生命保険料控除などプラスの面も解説がほしい。

  • 4478600511 184p 2006・9・8 4刷

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著者プロフィール

内藤 眞弓(ナイトウ マユミ)
ファイナンシャル・プランナー
1956年香川県生まれ。大手生命保険会社勤務の後、ファイナンシャルプランナー(FP)として独立。1996年から約5年間、公的機関において一般生活者対象のマネー相談を担当。現在は、金融機関に属さない独立系FP会社である生活設計塾クルーの創立メンバーとして、一人一人の暮らしに根差したマネープラン、保障設計等の相談業務に携わる。
FPとしての活動は四半世紀を超え、相談件数は累計で約3000件。共働き夫婦からの相談も多く、個々の家庭の考え方や事情に合わせた親身な家計アドバイスが好評。著書に『医療保険は入ってはいけない!』(ダイヤモンド社、累計8万部)など。講演・セミナー等の講師としても活動。

「2021年 『3000以上の家計を診断した人気FPが教える お金・仕事・家事の不安がなくなる 共働き夫婦 最強の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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