株の本は多くありますが、本当に1億円作れたらいいですよね。そんな思いを胸に読んでみたい本だと思います。
<気になったポイント(抜粋)>
・金利の上昇(インフレ)⇒ 株式市場はマイナス
つまり、
金利引き上げ
⇒ 債権利回りの上昇
⇒ 株式投資の魅力後退
⇒ 債券市場への資金シフト
⇒ 株価下落
・不況下の株高の原因は過剰流動性
マネーサプライ(通貨供給量)の伸びが経済成長率を上回っている
⇒ 景気が悪いため資金需要は少
⇒ 余った金が株式市場に流入
・株式は円安がプラス、円高がプラス
(円安メリットを受ける企業が東証1部に多いため)
(為替差益も狙った海外からの投資資金が入りやすくなる)
・連結1株あたり利益(連結EPS)が業績を見る基本
1.EPSの水準で株価が決まる
2.EPSの変化率に株価は追随する
3.EPSの成長率によって株価の水準が異なる
・一般にかい離率が50%超えると8割以上の確率で修正運動が起こる
(かい離率=(平均線−株価)/ 株価(%))
・出来高は株価に先行する(出来高⇒株価⇒移動平均線)
・上昇相場の一服感のあるところで買う。
・平均線から見て3割上昇 ⇒ 売り
短期線から3%下回った ⇒ 売り
・ファンドの運用銘柄を見て、複数の投信に採用されている銘柄を選ぶ
<感想>
1億円を達成できるかどうかはともかく、株取引を始める人にとってはわかりやすくなっている本。実際にこの本を読んで1億円を達成した人を知りたい気がする。