仕手の現場の仕掛け人 真実の告白

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著者 : 松本弘樹
  • ダイヤモンド社 (2006年7月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478631270

仕手の現場の仕掛け人 真実の告白の感想・レビュー・書評

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  • 仕手株について。
    仕手筋がどのように動くのかの解説。
    株価操縦がどのように行われているか。

  • いろんな評価を受けそうな本です。
    内容もあっち行ったりこっち行ったりで、出筆力は正直もう一つ?かもしれません。
    でも、僕は、貴重な内容を面白く勉強させていただいたという感想です。

    仕手と言うと本来は相場師というイメージなのですが・・・
    現状はかなり違ってきています。

    宗久さんや是銀さんのように
    社会性やのある相場師
    まとはずれな表現かもしれませんが義賊のイメージでした。
    (そう言えば、株が趣味になったキッカケの一つは中1の時に読んだ是銀さんの「最後の相場師 」だったなぁ~)

    今は、
    資産家の投資グループ、投資顧問会社からヘッジファンドも、外資証券会社から日本の大手証券会社まで、上場会社のベンチャー社長、デイやシステムトレードで資金を作った個人投資家まで
    総仕手化してしまっている現状が臨場感たっぷりに解説されています。

    【内容をひとかじり】

    ■仕手の歴史
    ◇昭和40年代まで
    ・有名投資家という意味合いの相場師が相場を作った「古典的な仕手相場」
    ・株の世界では「販売力=相場形成力」

    ◇昭和50年代まで
    ・「誠備グループ」を代表として仕手グループ組織
    ・業績相場の時代
    ・信用売りの活用(踏み上げ)

    ◇昭和50年代後半から60年代
    ・街の投資顧問会社が仕手相場を仕掛けた時代
    (1986年 投資顧問法)
    ・バブル時代
    ・アナリストの調査レポート(アナリストという本尊)
     <Qレシオ>
     不動産含み資産のよる

    ◇1990年代
    ・ヘッジファンドにより仕手相場の活況化
    ・ワラント債

    ◇1990年代後半から2000年代
    ・ITバブル
    ・分割株上げスキーム
    (金融ビッグバン)
    ・ネット証券によるネット仕手筋
    ・企業価値の増大=株価釣り上げ
    ・私募CB
    ・MSCD
    ・第三者割当
     <ITベンチャー/起業家の錬金術>
     元手ゼロからストックオプションによる後だしジャンケン&増資を2~3回くり返えし、そして上場

    ◇2003年から
    ・ネットトレーダーと仕手筋+投資組合によるディストリビューション
    ・増資、市場外での売却を数回行い、その後市場で売却
    ・仕手筋のホールディング化(投資会社化する企業)

    ■ネットトレーダーへの仕手筋の罠
    仕手筋はストップ高や急騰で数回ほどネットトレーダーに儲けさせ「得意銘柄」と勘違いし始めた頃に急騰さてて売り抜ける。その後は暴落が待っている。

    ■仕手のスキームのまとめ
    1.本尊がタネ玉を手に入れる
      ↓
    2.仕手筋の間でキャッチボール
      ↓
    3.提灯がつく
      ↓
    4.信用売りを誘う
      ↓
    5.キャッチボールで株価を高騰させる
      ↓
    6.本尊が手じまう
    (警告:押し目ではない!)
      ↓
    ダラダラ下がる or 急落

    ■ライブドア事件の本質
    倫理観や社会常識がなく、経営者ではなく単なる投資家の人間が企業を上場させることが問題。
    自らの欲望だけで会社を私物化し相場を作るようになってしまった。
    村上ファンドは運用という仮面をかぶった「株式地上げ屋」

    ■究極の企業分析法
    企業の社長の面談による投資判断経営者の乗っている車や服装、身だしなみなどを評価
    「社長がいい車に乗っている会社は投資に値しない!」

    このような世界で生きてきたにも関わらず、否だからこそ、著者は
    こんなメッセージで本をまとめています。

    「投資=世の中に貢献するきっかけをつくること!」
    「虚業に投機せず、実業に投資しよう!」
    「起業家よ、実業家たれ!」

    株をする人なら、一度は目を通しておくと良い赤裸々な一冊です。

  • 証券会社の自己売買部門、仕手グループ等
    々・・株式市場の内側には儲けるためには手段を選ばない、他人の不幸を喜んで莫大な利益を得る人々がいる。その実態は・・
    ・週刊誌や暴露本を愉しむような感覚でどうぞ。仕手は相場の華ですから。

  • 仕手株の手法を大まかにつかめます。株式投資を始める前に一読を。

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仕手の現場の仕掛け人 真実の告白の作品紹介

チャートの動きだけに釣られて、思いがけない大損をしないために。株価が低迷している時こそ、仕手株は動く。個人投資家をハメるプロたちの驚愕の手口と、その罠を見破る方法。

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