- Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478702499
作品紹介・あらすじ
「人生がつまらない」と感じはじめたあなたは、チャンス到来。
感想・レビュー・書評
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仕事の肩書き捨てて、コミュニティに属して貢献しましょうってお話。会社勤めなんて所詮会社の看板借りて、仕方なくやってる仕事なんだからみたいな。定年後のおっさんむけの話でもある気がする。
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元杉並区立和田中学校長藤原和博氏の著書。45才を起点として人生の再スタートを切るために書かれた本。これまでのキャリアを考え、これからの自分の時間を見つけ、計画する。そのために、コミュニケーション力を身につけ、コミュニティを軸足にして、行動する。
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20120408
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やらなきゃいけないことがあるってのに、
本を読んでしまいました。
だって、つまらないんだもの。。。
日常の中で、
おもしろいと思うことが全くないわけではない。
ラグビー観戦や本・マンガを読んだり、映画を観たり・・・。
だけど、それは刹那な楽しみでしかないわけで。
生活の充実感みたいなものはこのところ感じられない。
夏頃、働きすぎで体調を崩し、1ヶ月の休職。
その前後で自分の気持ちは大きく変わった。
それまでは仕事がすべてみたいな生活だった。
なのに、今はそう思えない。
かといって、こうしたいんだ!っていう目標も見えない・・・。
ただ甘えてるだけ?
それはそうなのかもしれないけれども。。。
そんな中で目に飛び込んできたのがこの本。
転職をうじうじと考えている最近だから、
この箇所は気になった。
最初から「辞めない」決断をするほうが何倍もカッコいいと私は思います。
本当に行き詰ったときには、
一度その場から積極的に「逃げる」戦略も十分にアリだと思っています。
行き詰った現場に必死にしがみついているより、
一度そこを離れ、冷静になる期間をつくる。
そのほうが、長い目で見て、得るものが多いかもしれないからです。
「辞めない」決断をしつつ、積極的に環境を変える。
異動する。
自分の一存で動けるわけではないけれど、
その主張をしてみるのはありなのかも。
どこに生活の主軸をおくか、目標をどこにおくか、
それを考えたときに、やっぱり仕事の充実感がほしい。
趣味に生きるのもいいかなあ、と思ったりもするけれど、
それはまだどこか違うのだ。自分の中では。
あのまま休まず働き続けていたとしても、
きっとどこかでつぶれていたのではないか。
そういう風に思えば、
立ち止まって考えるきっかけができたと思えばいい。
今はもう少し立ち止まりながら、
エネルギーをためることが大切なのかもしれない。
ただ、やるべきことはきちんとやっていかなくては。
自分のペースででも。 -
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◆『人生がつまらない人へ(藤原 和博 著)』◆
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リクルート社OBで、現在民間中学校の校長として教育改革に取り組む著者が、
「人生80年時代」を幸福に生き抜く技術を語り起こす好著。
その目指すところは、
「会社名や役職名を含んで、他人が作り出した全てのブランドの支配から逃れて
“自分ブランド”を確立すること」であり、さらに具体的な方法論として、
「地元の地域社会に参加し、名刺や肩書きの通用しない場所で自分の人間力を鍛える
こと」を提案する。
世の中には「俺は○○社の○○部長だぞ!」なんていばってる人が結構いる。
定年後20年間は何をよりどころに生きていくのでしょうか。
「自分という個人は何ができる人間なのか」それがこれからの世の中では重要になっ
てきますよという著者のメッセージは、一読に値します。
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途