人生読本

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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478703113

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  • 「人生読本」西部邁著、ダイヤモンド社、2004.07.29
    285p ¥1,785 C0012 (2023.02.27読了)(2010.12.19購入)

    【目次】
    はじめに
    第1章 「恋愛」
    性欲という獣性をいかに飼い馴らすか
    婚姻に死活の覚悟で取り組むべし
    喧嘩は家の庭で見栄えする花
    「愛」を意味あらしめる運命愛
    選択の自由という大錯誤
     ほか
    第2章 「家庭」
    仕事にみられる男女の性差
    「姓」は「外で働く者」のものに
    趣味は堕落する
    死の最高形態は「簡便死」
    家事の優劣は家内の社交術による
     ほか
    第3章 「共同体」
    アルバイトは害毒多きもの
    暴力は嫌悪すべき必然
    権力は父親に、権威は母親に
    書物こそが会話の情報源
    成績が必要なのは点数の付け難い教養において
     ほか
    第4章 「学校」
    教育を産業にすることの文化的意義
    世代のあいだの交流が時代の相貌を決める
    PTAが学校を抑圧している
    知育の「やり方」が徳育である
    独学への「やる気」は教室から出てくる
     ほか
    おわりに

    ☆関連図書(既読)
    「国家と歴史」西部邁著、秀明出版会、1998.04.10
    「ナショナリズムの仁・義」西部邁著、PHP研究所、2000.12.25
    「エコノミストの犯罪」西部邁著、PHP研究所、2002.04.30
    「保守思想のための39章」西部邁著、ちくま新書、2002.09.20
    「愛国心」田原総一朗・西部邁・姜尚中著、講談社、2003.06.25
    「アホ腰抜けビョーキの親米保守」小林よしのり・西部邁著、飛鳥新社、2003.07.05
    「核武装論」西部邁著、講談社現代新書、2007.03.20
    「小沢一郎は背広を着たゴロツキである。」西部邁著、飛鳥新社、2010.07.29
    (「MARC」データベースより)amazon
    人生論を失うことは、歴史観を失くすことである…。経験を体験に「解釈」を加えたものと捉え、自分の経験の産物として、「恋愛」「家庭」「共同体」「学校」など、人生の諸局面に関する「考え方」を西部流の鋭い筆致で説く。

  • 相変わらず奇怪な論理臭漂う文章だが、もうすでにそれは思想というに足る文体になっていると言えよう。(つまり、もう出来上がってしまっているということ)。だいたい30年間同じ内容だが、さすがに家庭論は実は本著者の真髄。

  • 西部邁のスタンス。

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著者プロフィール

西部邁(にしべ・すすむ)
評論家。横浜国立大学助教授、東京大学教授、放送大学客員教授、鈴鹿国際大学客員教授、秀明大学学頭を歴任。雑誌「表現者」顧問。1983年『経済倫理学序説』で吉野作造賞、84年『気まぐれな戯れ』でサントリー学芸賞、92年評論活動により正論大賞、2010年『サンチョ・キホーテの旅』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。『ソシオ・エコノミクス』『大衆への反逆』『知性の構造』『友情』『ケインズ』など著書多数。

「2012年 『西部邁の経済思想入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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