コーチング―言葉と信念の魔術

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著者 : 落合博満
  • ダイヤモンド社 (2001年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478720219

コーチング―言葉と信念の魔術の感想・レビュー・書評

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  • 落合博満氏の考えるコーチングについて書かれた本。
    サブタイトルにあるように、コーチングにおいて重要な要素を、
    掛ける言葉と、強い信念の重要さを挙げている。
    自身の実体験を下に書かれた内容はその納得感も高い。

    「俺流」とも言われたように、自分のやり方を貫く姿勢のイメージが強いが、
    本書を読むとそのバックボーンとなる考え方がよく理解でき、
    「俺流」が極めてまともな考え方に則ったキチンとしたものであると分かる。

    野球に限らず、ビジネスにおいても使える内容である本書。
    マネージャーにもお奨めできる1冊。

  • 感想はすごくよかった!

    想像以上というか、この本を読んで落合さんが誰と一番向き合ってコーチングをしていたのかよくわかります。

    ボクの中でなんとなくイメージが悪かった落合監督なんですが、外にアピールすることではなく、選手と向き合うことを一番と決めていたことに感動しました。だからボクの方はこれまでそんなイメージを持っていたのかもしれません。

    誰のために?
    徹底した姿があの形になったのだと思います。選手それぞれの特性を尊重しつつ•••任す側も、任される側にもすごい信頼関係。

    『言うは易し行うが難し』

    基本の基本でありながらまた改めて感慨深く考えさせられます!

    コーチングされている方はぜひぜひ読んでみてください(^-^)/

  • 落合の指導者としての才覚が、随所にみてとれる。
    落合の行動には必ず理由があることに気づけた。

  • 落合氏が監督を退任された後のタイミングでこの本を読んだのですが、当時から殆ど考えのブレもないことが感じ取れ、見通しの鋭さに驚きを禁じえませんでした。
    個人的に、打撃の最適解は個人個人で違うからおいそれと指導できないという旨の主張については異論があるので、★4つとしました。
    ただ、リーダーの考え方として、組織の在り方として、プロ野球団のみならず、一般の社会人でも示唆を得られるような考え方が随所に散りばめられていて、読んで良かったと素直に思える本だったと思います。

  • 2001年に出版された本。
    ということは、落合監督になる前に執筆されたものである。

    コーチ、指導者、選手、部下。
    野球を通じて教える側と教えられる側を経験した著者の経験談や自己分析内容などを独特の言い回しで(平たくいうと、実直に)綴られている。

    んー。
    なんというか。

    意外と繊細でマメな方なんだなと、読み終わって感じた。

  • 「采配」が面白かったので、読んでみた。教える側だけでなく、学ぶ側にも読んでもらいたいと思った。
    自分にとっては、「良いコーチ」と言われたいのか、それとも「良いコーチ」になりたいのか、という言葉が一番響いた。

  •  『采配』(http://booklog.jp/users/tomiyadaisuke/archives/1/4478016267)が面白かったので、近所の図書館にあった本書も読んでみました。
     コアの部分でかなりのところが重なるので、また、読んだ時期が立て続けだったのもあり『采配』ほどのインパクトはなかったが、落合博満という人の考え方をじっくり知ることが出来たように思います。

     本書でも、「いかに選手自身に考えさせ、気づかせるか」というコーチングの根幹は繰り返し説かれています。
     著者自身、常にそれを実践してきたわけですが、著者が繰り返し力説してしまうほど、ほとんどの人はこれができていないと言うことでしょう。人間、どうしてもわかりやすい結果や正解といった「楽な方」に飛びつきがちです。が、結果や正解だけ得ても人間は成長しないし、何より充実感がないんですよね。そういう自分を省みるとき、著者の生き方はカッコ良く映りますし、著者の言葉には耳が痛いこともあります。

     後半、著者のプロフェッション論も少し出てきますが、「オレ流」を自分勝手か何かと思っている人には是非一読し、誤解を解いて欲しいと思いました。
     プロとして自立し、その名に恥じない技術を磨き続ける。そして、その磨き上げた技術を提供することでチームに貢献する。
     と同時に、自分がチームから何を要求されているのかを常に把握し、それに応えられるよう全力を尽くす(例えば、チーム事情で守備位置の変更を求められれば応じる、など)。そして、どこからも必要とされなければ潔く終わる覚悟を持つ。
     ここまで責任と覚悟をもって仕事に臨んでいた著者を自分勝手と評するのは、あまりに皮相的な評価ではないか、と思ってしまいます。

     非常に得るところが大きい本でした。しばらくしたらまた読み直したい一冊です。

  • 誤解を恐れずにいうならば、落合博満氏は個人主義者である。

    彼の「オレ流」スタイルを崩さない姿勢はよく知られている。「オレ流」=ワガママだと思っている人も多いのではないだろうか。昨年、中日ドラゴンズの監督を解任されたのも、フロントとの不和が大きいとされている。それみたことか!能力はすごいかもしれないが、やっぱりワガママじゃないか!

    このように、「オレ流」に偏見を抱いている人にはぜひ読んでもらいたい一冊である。

    冒頭に書いた「個人主義者」というのは、「個人を大切にする人」という意味である。基本的には、コーチングをする上司の立場であれば、部下を「一人の人間」として育てる。コーチングを受ける部下の立場であれば、指導を自分のものにしつつ、上司に従うというものだ。個人あっての組織であるから、個人は大切にする。だが、個人が勝手気ままに動いたのでは組織が成り立たない。均衡は、上司と部下のバランス、コーチングの技術によって保たれるのである。

    指導する立場にある人のみならず、指導を請う立場の人にとっても得るものが大きい。実績と経験と信念に裏づけされているだけに、心に深く沁みわたる。

  • 落合博満氏が経験した野球人生でコーチ、指導者としての在り方を説いた本。本書が書かれたのは2001年の話でコーチも横浜ベイスターズの臨時コーチなど実績はまだ多くない時代に書かれたものである。今でこそ中日ドラゴンズを常勝軍団とした実績があるがその実績を作るための哲学はすでにこの時にできていたと思う。単純に野球の話ではなく会社の上司と部下の関係で教育していくときなど実社会でも大いに実践できると思う、非常に良い本だと思った。

  • 哲学者にして実務家。

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