こころのチキンスープ: 愛の奇跡の物語

著者 :
制作 : ジャック キャンフィールド  マーク ビクター ハンセン 
  • ダイヤモンド社
3.70
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本棚登録 : 659
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478730928

感想・レビュー・書評

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  • むむー、“いい話”の寄せ集め感があって
    あまり響くものはなかった。

    以下、心に残ったセリフ。

    ウォルトは、さらに年齢の話を続けた。
    「もし、自分の生まれた日がいつか知らないで、しかもこの世にカレンダーなんかないとしたら、人は何歳になったかわかりゃしないんだがね。まったく、このカレンダーってやつは、毎年人に
    いやな思いをさせる張本人なんだよ。みんなこんなことばかり言ってるじゃないか。『ああ神様、
    三〇歳になっちゃったわ、とうとう大台に乗るなんて落ち込んじゃう』とか、『四〇歳になるな
    んて墓場だぜ、職場の仲間がみんな喪服を着ておれを乗せた霊柩車を見送ってる』とか、「おれ
    もついに五〇歳だ、半世紀も生きちまった、誰かがクモの巣のからまったしおれたバラを送って
    きたよ』とかね⋯⋯。だが、おれは違う。歳をとるのはめでたいことさ。なあ、ジョニー、そも
    そも六五歳になったらこの世に見切りをつけなきゃいけないなんて誰が言ったんだい?七五歳
    を越えてからますます元気にやってる連中は大勢いるんだよ。このおれだってマンション投資を
    したおかげで、一〇五歳からはちょっと金持ちになったしな。」

    もともと知ってたけど、これも好き。
    http://www.7fuku.com/poem.htm

  • 興味深い話が色々。

    ヒトデを海に戻す話が心に残った。
    全解決にならなくたって目の前のことにひとつひとつ向き合っていくことは尊いことである。それでいいのだ。

  • 著者であるジャック・キャンフィールド氏はアメリカのテキサス州出身で、作家や講演家として活躍されております。

    代表作 ”こころのチキンスープ” 全シリーズの総発行部数は1億部を超えています。

    そして、今回紹介するのはシリーズの1作目の ”愛の奇跡の物語” です。

    ”愛”、”自己価値”、”生きること” をテーマに、全8章にわたってさまざまな実話を取り上げて書かれています。


    【チキンスープは、愛情の象徴】
    本書は、作者の生まれ育った故郷の風土を感じる、こんな一文からはじまります。

    ヨーロッパやアメリカでは、風邪をひいたり身体の具合が悪くなったりすると、お母さんやお祖母さんがチキンスープを作ってくれます。

    そんな温かいチキンスープが身体を癒すように、本書が読み手のこころや魂を癒すことができれば、という願いが込められております。

    私も幼いころ、体調を崩したときや、部活動の野球を終えて疲れて帰宅したときに、母の温かい手料理で身もこころも癒してもらっていました。


    【愛情を”与える”少年の話】
    物語の多くは "家族" が題材とされています。

    その中でも私は、「理想の兄」という物語にこころを打たれました。

    この物語はポールという男性が体験した話で、ポールはある弟思いの少年に出会います。

    その少年の行動から、ポールは『愛情とは受けるよりも与えるほうが幸いである』ということを学びます。

    私は、与えることは目の前の人の気持ちを突き動かす原動力となり、こころと魂を癒すものだと、物語を通じて感じました。


    【与える精神を磨く】
    私の弟も事業に取り組んでおり、仕事を通じて本音でぶつかり合い、お互いに日々成長を重ねています。

    また、最愛の妻と母、事業を通じてともに歩む仲間もいます。

    大切な人たちと時間をともにする中で感じること、そして事業に取り組むことで学んでいることが、まさにこの ”与える” という精神です。


    私が起業してから約10年が経ちます。

    人と人とのご縁や愛情は、与える精神をしっかりと行動で示すことで紡がれていくものだと感じています。

    これからも、今まで以上に与える気持ちを行動に移して、事業の拡張や仲間との喜びを感じながら、実業家として精進してまいります。

    愛情に溢れていて、気持ちが満たされる物語の数々…。
    興味を持たれた方は、ぜひ本書をご覧ください。

  • 最後に涙を流したのはいつですか? 自分の見つけ方、夢の行方…。世界中で講演を続ける2人の著書が集めた、感動のエピソードの数々。

    著者が登場している『史上最高のセミナー』を読んでから、ずっと読みたかった1冊。感動エピソード、みたいなものは苦手なのだけれど、一つひとつが長くないので、さらっと読めた。寓話風なのでリアリティは薄いけれど、意外と心に響くものもある。心に響くものって、中身としては普遍的なものなのだろうな。

  • 人としての在り方について様々なエピソードから教えてくれる。
    なぜできないかではなく、どうすればできるかだけを考え実行すると実現する。カナダ、竜巻で被害にあった地域の支援。(タイトル:3・3・3)

  • 歳取ると涙腺が緩んで泣いてしまうので、人のいないところで読んだほうがいい。

  • 978-4-478-73092-8  c0012P1500E

    こころのチキンスープ
    ~愛の軌跡の物語

    1995年7月20日 初版発行
    1997年2月21日 20版発行

    著者:ジャック・キャンフィールド
    著者:マーク・ビクター・ハンセン

    発行所:ダイヤモンド社

  • 「いい質問」が人を動かす
    谷原誠さんの本から


    いわゆるいい話がたくさん載っている本。

  • 受けるより与えるほうが幸いである。カリラヤ湖のように与えるほうが死海のように受けるだけより幸いである。

    ホーソンは、馘になったおかげで本を書く時間ができた。夫の才能を信じた妻が、それまでに蓄えを備えておいた。

    「いまを生きる」アメリカ映画1989年。

    できない理由を探し出すのではなく、どうやったらできるかを考えて全力で取り組む。

    「違う角度からの人生観」より。足が悪くてもホームランなら問題ない。歩いてホームインできる。

    エイブラハムリンカーン「道はつるつるで滑りやすかった。すべってひっくり返っても、すべっただけ、と思えばよい。」

    半身不随になって、できることが減っても、失った部分にはこだわらず、出来る部分に力を入れるほうが得策。

  • 25年前くらいの古い本で、アメリアでベストセラーになった作品。著者が40年間の講演活動の際に、繰り返し人々に語ってきたストーリーの中から、得に優れたものを厳選してまとめた一冊。一作品だいたい2ページ~4ページくらいで完結するものが多く(後半ちょっと長い作品もあり)、非常に読みやすい心温まる内容の作品が多く良い癒しになった。いろいろな偉人の名言が収録されているのも◎。

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