- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478732809
感想・レビュー・書評
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企画のスキルが書かれているが、個人的にはプロフェッショナルとしての心得に共感した。自分の専門は企画ではないが、プロとして通ずるものを感じた。社内で1番のプロに似てると感じたが、どんな領域でも極めていくと似てくるのかもしれない。
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田坂さんの本には珍しく、アマゾンの星印が3つ程度。たしかに、企画書を書くためのインスタント・ノウハウを知りたい人向きでないため、このような評価になったのかもしれないが、内容はすばらしい。ちゃんと書かれたと思える企画書がなぜボツになるのか知りたい人にはお勧め。
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”感動”つまり人の心に届くプレゼンテーションのポイントを短く、具体例を持ちながら解説。
だから、その具体例に沿って、自分が伝えたいことを言葉にしていくことができる。
また、伝えたいことはそれはもうたくさんと溢れてくることもあり、
(言葉にすることが苦手ということがあるかもしれませんが、
実はじっくり向き合うとその思いは短くぱっと伝えきれるものではなく、
かといって、限りのない言葉で伝えることができたとしても
思いのすべてを伝えきることはできないのでは?と思うのです)
その思いのすべてを言葉にするのではなく、
スッキリと手放す視点も教えてくれます。
サッと読めるし、また短い章でポイントを1つ1つまとめてあるので繰り返し読み返しもできる。
実際に企画として形にしたいものを持っている場合なら、読み進めながら言葉にしていくことをしてみるといいのでは? -
読んでみてください。
こんがらかった糸がほぐれてきますよ。
企画書のストーリの肝はなんだろう?
わたしはずっと迷っていました。
答えは、
聞く人の自問自答にこたえるように企画書を作ること。
こんなことが著者の経験を通して描かれています。 -
わかりやすい
よみやすい
実行することが企画では大事と感じる -
出版社/著者からの内容紹介
経営の本質を描き続ける著者が、企画力の真髄を初公開。実務との格闘から培われたノウハウを、自らの体験をもとに語り尽くす。 企画力とは「物語のアート」である。企画の「技術」を学ぶとともに、その奥にある「心得」を身につけなければならない。そして、「企画書」とは、組織と人間を動かす「物語」としての魅力を備えていなければならない。「『何を行うか』よりも、『なぜ行うか』を語れ」「没にした企画の数が、企画の凄み」など、企画力の真髄を語りつくした22項目。
目次
人間と組織を動かす力それが、企画力
企画とは、実行されて初めて企画と呼ぶ
企画力とは「物語のアート」である
「最高の企画書」とは「最高の推理小説」である
「知識」を学んで「智恵」を掴んだと錯覚するな
企画書では「企み」を語れ
「何を行うか」よりも「なぜ行うか」を語れ
タイトルで「企み」を語るそれが、最高の「掴み」
これから何が起こるのかその「ビジョン」を語れ
「企み」を「戦略」に翻訳せよ〔ほか〕 -
■目次
人間と組織を動かす力それが、企画力
企画とは、実行されて初めて企画と呼ぶ
企画力とは「物語のアート」である
「最高の企画書」とは「最高の推理小説」である
「知識」を学んで「智恵」を掴んだと錯覚するな
企画書では「企み」を語れ
「何を行うか」よりも「なぜ行うか」を語れ
タイトルで「企み」を語るそれが、最高の「掴み」
これから何が起こるのかその「ビジョン」を語れ
「企み」を「戦略」に翻訳せよ〔ほか〕
■レビュー -
企画書を書くときにテンションがあがる本
かなりおもしろい!! -
「企画とは、実行されて初めて、企画と呼ぶ」
「企画力とは、物語のアートであり、最高の企画書とは、最高の推理小説である」
この本の中で特に印象に残ったのは、企画書の作成に当たって、自問自答で思考の流れを導くという技術です。対象物に対して「問い」を投げかけ、それに「答え」を出す。問い→答え→問い→答え→問い→…という思考の流れ(物語)を作ることで、問題提起を行うとともに、相手を惹き込む説得力のある企画書を作ることができるというノウハウを知った。すべての文章に応用できると思うので、修論のプロポーザル、パワーポイント、レジュメ作りに応用していけるように練習していこうと思う。 -
2008年3月 6/28
企画は実行されて初めて企画と呼ぶ。
行うことでこう変わる、そんな企みを語り、企画に興味を持たせ、それを語る人に期待を持たせ、顧客と自分たちの互いが共感しあえるステキな縁を結ぶ。
そんなふうに人と組織を動かして、企画を実現させる力、それが企画力、ということ。