- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478733066
感想・レビュー・書評
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日本では珍しいプロ経営者のうちの一人、パナソニックからボスコン、アップル、コンパック、hpと来たすごい人が語る仕事論。ちなみに、本著を書かれた後もダイエー、パナソニック(ブーメラン社員…というか役員のはしりですかね)と務めておられてこれも凄い。
本著を読んでいても、特に物凄い気付きが得られる訳ではないなぁと感じたのですが、「当たり前」の水準が高いなぁというのは感じました。社会に出てから空気を読んで誰しも遠慮してしまうような箇所でのひと頑張りと言うか、ひたむきさが刺さりました。
あと、結局大事なのは人との出会いなんだなぁ、とも思ったのですが、コレってやっぱ日本の大企業特有の何かなんでしょうか。外資系企業に著者が転職してからは特定の人に引っ張り上げられる図は無いようだったので。
ちょっとだけ思ったのは、著者はある意味では幸運な人との出会いやマクロ環境や運に支えられてきた、という言説をおっしゃってはいたのですが、個人的にはそういった謙遜が無い中で、冷静に何が良かったのか/悪かったのかを分析して教えてもらえるとより良かったなぁと思いました。
なお、実は本著は私アマゾンの古本で買ったのですが、後付のページに思いっきり著者っぽい格好良いサインが書かれてまして。。そんなん出品すんなし!というツッコミの気持ちがモヤモヤと生まれました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マインドこそ、大事。いかにひたむきに、本気で取り組むか。できることを徹底的にやること。
経営統合(hp)のプロセスは参考になるかも。
その他、BCGの内容などもリアル。
仕事をつうじて、自己実現。
そのために気概、志をもて。
熱意と経験。が大事。
◯
経験がリアル。mba、bcg、社長のオファー。
出来たわけでないが、ひたむきな正義感、馬力が引き寄せた。おそらく周りからの信頼が厚いのだろう。だから必要とされる。
読んでて精神の成熟を感じる。自分なりの考えをもつて、状況を好転させようと、本気になっている。
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著者のこれまでのキャリアにおける格闘が、タイトル通りに描かれる。
教訓をまとめるものではなく、個人的なことから見えてくること。
スコープを広げることと、自覚的成長によるキャリア経験のつながり、活用。 -
組織は、リーダーの器以上には大きくならない。
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読んだのに覚えてない本が多すぎる。もったいない。
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T字型人間になろうと思えた一冊。
難しくなく簡潔で読みやすい。 -
- どんな厳しい環境でも、必死に努力して自分の存在価値を示せば、次のステップが見えてくる。
- 自分より一段上の仕事をしよう。新入社員であれば係長、係長であれば課長、課長であれば部長の仕事を奪う心意気。心の中で主だけでなく、「自分に任せて下さい。自分が責任を取ります」と上司や周囲に宣言し、そのプレッシャーの中で仕事をする。
- 仕事を与えられるものではなく、奪うもの、自ら創るもの。
非常に正しい。
気合いが入っているね。。 -
タイトルの勝利です
かなり根性論な感じで、筆者の今までを書き綴ってますが、タイトルのお陰で最後まで読み切れました。
ハードワーカーな方たちはこの位仕事をするのだろうと思います。