チャンスがやってくる15の習慣―Skill With People

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478770245

感想・レビュー・書評

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  • <内容>
    人間の法則1:人は83%「見た目」に頼る
    人間の法則2:人は90%「言葉と行動」で記憶する。
    人間の法則3:人は65%「見聞」で長時間記憶できる。
    習慣1:人は自分にしか興味がないと知っておく。
    習慣2:相手のことだけ話題にする。
    習慣3:認められていると相手に感じさせる。
    ~大切を伝える秘訣1:相手の話に耳を傾ける。
     大切を伝える秘訣2:相手をほめる。
     大切を伝える秘訣3:相手の名前をキチンと呼ぶ。
     大切を伝える秘訣4:応える前に間を置く。
     大切を伝える秘訣5:「私」という言葉を使わない。
     大切を伝える秘訣6:絶対に待たせない。
     大切を伝える秘訣7:複数人の場合は平等に接する。
    習慣4:とにかく同意する。
    ~同意出来るようになる心得。
     1:心の中に自分が同意してる姿を焼き付ける訓練。
     2:同意の意思を相手に伝える。
     3:万一同意できないときでも絶対に反対はしない。
     4:自分の間違いはすぐに素直に伝える。
     5:自分の意見を一方的に主張してはいけない。
     6:喧嘩好きや皮肉屋の人とは取り合わない。
    習慣5:聞き役に徹する。
    ~聞き上手の秘訣1:話し手をキチンと見る。
     聞き上手の秘訣2:話し手に体を向け熱心に聞く。
     聞き上手の秘訣3:質問する。(質問は最高のお世辞)
     聞き上手の秘訣4:相手の話しの途中に話さない。
     聞き上手の秘訣5:「私」という言葉は使わない。
    習慣6:相手の求めているものを見つける。
    習慣7:あなたの意見は「第三者の意見」として語る。
    習慣8:NOとは言わせない状況にする。
    ~NOと言えない状況
     1:相手に有利に、相手に利益があるように話す。
     2:YESとしか答えられない質問をする。
     3:質問の最初は「あなた」という言葉から始める。
     4:質問をしながら「YES」と言うように頷く。
     5:どっちみちYESとなる二者択一の質問をする。
     6:YESの返事を確信していることを伝える。
    習慣9:会った瞬間に目を合わせ心から笑顔を向ける。
    習慣10:1日に3人ほめることを目標とする。
    ~ほめる極意1:心からほめる。(嘘はダメ。)
     ほめる極意2:個人ではなく具体的な行動をほめる。
    習慣11:相手のミスに怒りで反応をしない。
    ~怒らずに相手のミスを伝える秘訣
     1:傍に誰もいない場所でそっと話す。
     2:ミスを指摘する前に、何かフォローをしておく。
     3:個人を批判するのではなく、行動を批判する。
     4:解決策を示し一緒に考える。
     5:命令するのではなく協力を頼む。
     6:1回のミスに批判は1度まで。
     7:和やかな雰囲気でしめくくる。
    習慣12:「ありがとう」と声に出して伝える。
    ~感謝が伝わるスキル1:心を込めて言う。
     感謝が伝わるスキル2:明確にハッキリ言う。
     感謝が伝わるスキル3:相手の顔をキチンと見て言う
     感謝が伝わるスキル4:相手の名前と一緒に言う。
     感謝が伝わるスキル5:日頃から感謝の訓練をする。
    習慣13:自分には価値があると信じる。
    ~あなたの価値を高めるスキル。 
     1:率直に本当のことだけ言う。
     2:自分の熱意や意気込みを知ってもらう。
     3:たとえ心配や不安があっても隠し通す。
     4:他人の悪口を言ってはいけない。
     5:他人や物を踏み台にしない。
    習慣14:ルールを守って話す。
    ~ルール1:話す内容をキチンと把握しておく。
     ルール2:要点を簡潔に要領よく話してすぐ終える。
     ルール3:聞き手の顔を見ながら話す。
     ルール4:聞き手が聞きたい内容を話す。
     ルール5:大袈裟に演説をせず、普通に自然体で話す
    習慣15:以上のことを「実践」する。

    <MY感想>
    ウルトラ自己中だった若い私に、客観的な視点を教えてくれた大切な本。年月を経てもこれを読んで良かったと思えるのは著者がアメリカ人だという点です。日本という狭い国だけでの価値観ではないところに更なる信頼を感じます。アメリカ人の本らしく、15という箇条書き風になっていて、より簡潔で具体性のある内容なのも良いです。さらに良いのは薄い本なので繰返し読めて頭に記憶させやすい点です。外人の似たような題名の本だとけっこう分厚いのが多く逆にめんどくさくて結局最後まで読まなかったりします。また、この手の本は理屈がわかっても実践できなければ意味がないので、これくらいの厚さにまとまってる方がかえって使いやすいです。

  • 最大の関心事は自分のこと。
    確かにそう。
    でも少しくらい、相手に興味持ってくれるものと思ってたけど、深層心理は違うってことかな?

    一方的に主張するのは控えるようにしたい。
    でも、Yesマンとは違ってたい。
    同意しつつ、自分の意見も言いたくなるけどなぁ。
    チャンスは遠のくのか?
    言っても良い場面っていつ!?無いの??

  • チェック項目14箇所。とにかく実践が大事。何を考えているか→どう行動したかでしか判断してもらえない。印象は相手が決める。情報の記憶・・・口に出しながら行動したとき(90%)。人は自分にしか興味がない。「私」→「あなた」へ。大切なことを伝えるには・・・褒める、話しかけるときには相手の名前を呼ぶ。同意できる人になる心得・・・同意できなくても反対しない、自分の間違いを素直に認める。聞き上手・・・質問する、相手の話題の腰を折らない。私の意見は「ある人の意見」にする。まずはイエス・・・2者択一から。ほめるときは心から(取り繕ったことを言わない)、その人自身ではなくその行動を褒める。ミスを納得させるには個人を批判するのではなく、行動を批判する、相手の間違いを指摘するのなら解決方法を示す。感謝が伝わるスキル・・・相手の顔を見る、名前を読んで感謝する。自分の価値を高めるには、他人をおとしめて自分を偉く見せようとしない・・・悪口を言わない。話し上手のルール・・・相手が聞きたがっていることを話す。

  • 帯タイトル「1時間で読める、一生の宝物」15の習慣。
    最初の習慣1にいきなり
    「人は自分にしか興味がない、と知っておく」この出だしは強烈でした。
    なるほどと思うことが多く、いつも持ち歩いてさっと取り出せる本の1つになりました。最終的には実践する。覚えるだけでは価値がない。痛い一言です。

  • とても有名な本なので、読んでみたらと友人から勧めてもらいこの本を手に取った。

    習慣に関する本は以前にも読んだが、やることが多く感じ、実践できていなかったのが実情だった。

    この本はとても本の厚さが薄く、帯に「1時間で読める」と書いてあったので、読みやすそうだなと思い、すぐに手に取って読んでみた。

    結論から話すと、この本はシンプルでわかりやすく、実践してみようと思うことばかりだった。

    まず最初に、「人は自分にしか興味がない」と書かれていた。
    これは、以前読んだD・カーネギーの「人を動かす」にも通ずる部分があり、より理解が深まった。
    相手の話で盛り上がり、会話から「私」を消して「あなた」にするということを徹底していくことが大切だなと感じた。

    次に、相手のことを理解するとことが大切だと書かれている。

    相手の話に真剣に耳を傾けて理解を深めていくこと。

    最後に、「相手を褒める」「笑顔でいること」「感謝すること」など、相手に敬意を払うことが大切であることを学んだ。

    チャンスを呼び込むのは「人」であり、目の前の相手を大切にすることでチャンスが来るのだと感じ、改めて自分に関わってる全ての人を大切にしていこうと思えた素敵な本だった。

  • ☆きっかけ
    内定先の会社の上司に勧められた。

    ☆目的
    今後、一緒に働く上司がどのような思考で考えているか?
    純粋に、それを知りたかった。

    ☆レビュー
    人間の特性をベースに、簡単に分かりやすく書かれている。
    当たり前のことが多く書かれているが、初心に帰った思いで読むと良い。
    1時間ほどで読めてしまう。
    この習慣はどれも、実践したほうが良いものばかり♪



    ☆インプット
    ・人間の性質を改めて理解した。特に「人間は自分に一番興味がある。話をする場合相手に主導権を預けながら話すと話すのが気持ちイイ。」

    ・相手のミスに怒りで反応しない。「誰もいない場所で、1つの問題に対し批判は1つ、相手をねぎらい、協力を求め、行動を改めさせる、そして、解決策を考える。最後に穏やかに締める。」


    ☆アウトプット
    ・「ありがとう」を声に出しす習慣をもつ。

    ・相手に同意する習慣を持つ。(相手の言いなりになるのではなく、同意することで相手から信用させてもらうために、同意する)

    ・「イエスの法則」を心がける

    ・1日3人を褒めることを実践。(特に、褒める相手の「行動」を褒めるとよい)→自分の心にゆとりができ、幸福の循環を得られる。

  • 会った瞬間に笑顔を向ける
    挨拶よりも何よりも、まず目を合わせ、心からの笑顔を向けましょう。
    1日に少なくとも3人にやさしい言葉をかけるのを日課にしましょう。
    漠然とした言い方をしないで、ピンポイントでほめましょう。
    「ありがとう」と、声に出す
    相手の顔をきちんと見て、名前を呼んで感謝する

  • <きっかけ>
    高田馬場駅の古本市場で発見 300円

    <学んだもの>
    話し方に対する意識

    <内容/感想>
    人は自分にしか興味がない、という前提で、アナウンサーのような「上手な」話し方ではなく、気持ちの良い「伝わる」話し方について心がける示唆がある。
    帯にも「1時間で読める」とあるようにとてもシンプルなのが良い。
    オレンジの字だけ読めばことが足り、それなら15分で読める。

  • 薄くて読みやすい。
    やらなきゃ意味ないけどその実践が難しい。

  • ■概要
    相手に自分が望むアクションを進んで取ってもらうための、相手の気持ちを動かすコミュニケーション・スキルをを紹介
    紹介される15のスキルは「人間の法則」(人間が本能的にとる行動/意識)に即して展開されている
    大原則として、「人間は自分のことにしか興味が無い」ことを念頭におき、目的語が常に「わたし」⇒「あなた」に置き換える(もしくは、極力「わたし」という言葉を使わない)ことがテーマ

    ■仕事で活かせること
    学生と社会人のコミュニケーションにおける大きな違いは、「話題の中心がどこにあるか」です
    多くの新人と接してきて、コミュニケーションが「学生っぽい」「子供っぽい」と感じるケースの多くが、「話題の中心が自分にある」ことが原因です
    部下指導/研修でのフィードバックに、この本で紹介されている「話題の中心がどこにあるか」という視点を取り入れることで、スキル以前の心構えを伝えられます
    (ふじ)

    ■仕事で活かせること
    読みました。長いこと借りっぱなしで失礼しました!
    「人は自分にしか興味が無い」。至言だと思います。
    その「自分」という範囲を、興味の持てる境界を
    どこまで広く持てるか、というのが
    子どもっぽさと大人感の違いなのかな、と感じる次第です。
    ビジョン等、浸透系の施策を考える際に、それぞれの「自分」意識を
    うまく刺激するための工夫を取り入れたいと思いました。
    そのためには、こちらも対象者に興味を持つこと。
    「社員」みたいにひとくくりに考えるのではなくて、
    ちゃんと一人ひとりのイメージを持って考えること。
    (さわ)

著者プロフィール

レス・ギブリン
アメリカの心理カウンセラー。1965年の米国セールスマン・オブ・ジ・イヤー。人間関係のエキスパートとして知られ、人間の本質に関する深い洞察が好評を博す。セールスと人間関係の達人として多くの企業・個人をコンサルティング。主なクライアントはゼネラル・エレクトリック、ジョンソン・エンド・ジョンソン、PGA(アメリカゴルフ協会)など、多数。全著作の累計発行部数は1000万部を超える。主な邦訳著書に『チャンスがやってくる15の習慣』、『セールスの本質』(ダイヤモンド社)、『人望が集まる人の考え方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。

弓場 隆
翻訳家。主な訳書に『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』(ダイヤモンド社)、『うまく いっている人の考え方 完全版』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『一流の人に学 ぶ自分の磨き方』(かんき出版)、『金持ちになる男、貧乏になる男』(サンマーク出版) がある。

「2023年 『慕われる人の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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