地名の由来から知る日本の歴史

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著者 : 武光誠
  • ダイヤモンド社 (2004年6月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478920398

地名の由来から知る日本の歴史の感想・レビュー・書評

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  • いろいろな言葉の意味や由来が気になる自分として、手にとらずにはいられない本でした。
    また、この著者の本をこれまでに何冊か読んでおり、どれもおもしろかったので、安心して読み始めました。

    まずは、日本の中心としての「江戸」。
    大きな川の出口を表す名称で、元は隅田川の河口周囲を指したそうです。
    水運都市・東京の名残が残る地名だと知りました。

    今や金融の中心街となっている「兜町」は、平将門の兜塚があるからだとか。
    てっきり武家屋敷か、兜職人が住んでいた辺りだと思っていたので、意外でした。

    「紀尾井町」が、紀伊徳川家+尾張徳川家+井伊家の大名屋敷があった場所だというのは聞きかじっていましたが、響きがおもしろいと思っていた「御徒町」は、将軍の警護を務める御徒士組の屋敷があった場所というのは初耳。

    「青山」は、家康に「馬で一回りした範囲をやる」と言われた幕臣、青山忠茂がもらった土地一帯を指すそうです。

    そう考えると、地名に歴史ありで、どのエピソードも興味深いものです。

    都内だけでなく、日本各地の地名がかなり詳細に説明されていました。
    戦国武将が関わって興味深かったのは、「北庄」と「岡山」。「北庄」で柴田勝家が自刃したことで、のちの城主松平忠昌が縁起を改めようと「福居」と改称し、それが簡単に「福井」に変わったと知りました。幸福に住める町という人々の願いが込められた地名でした。
    また「岡山」は、築城した豊臣秀吉が、備前の岡山と紛らわしいと「和歌山」に変名させたとのこと。
    かつて和歌山は岡山だったんですね。

    かつて農民は、非農業民(山の民、川の民、職人)を差別して自分たちと同じ阿弥陀仏信仰を認めなかったため、非農業民は太子信仰者となり、それが鎌倉時代に発展したという歴史も、この本で知りました。
    「梅田」とは、梅とは関係なく、田を埋めて町を作った埋田がその由来となっているそうです。

    地名だけでなく、さまざまな情報が豊富に織り込まれており、知的好奇心を十分に満足させられる一冊です。

  • 誤植が多い。

  • 422

  • おもしろーーー。

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