田中康夫がダム建設を長野で少しでも止めたことは評価したい。
逆に、ダム建設を止めたいという人達が長野にたくさんいたから、田中康夫が知事になれたという一面もある。
両面から評価しないと、世の中を見失う。
本当は、浅田彰と田中康夫が違う思考を持っているはずだから、意味がある対談になるはずだったのだろう。
遠くから見ると、馴れ合いで、ちょっとうんざりする話が続く。
どうして、もっと切り込めないのだろう。
浅田彰が新人類の旗手だったのは、昔の話なのだろうか。
そういう自分に対して、知人はお前だってそうだという。
なるほど、昔の新人類は、今では旧人類だと思う。