ハゲタカ 上

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 320
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478930489

感想・レビュー・書評

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  • ハゲタカシリーズ第1作。
    高杉良からすればハゲタカなんぞ至上収益主義の権化なんだろうが、不良企業を市場から淘汰することは決して間違ったことではないはずなのだ。

    もっとも、そう簡単に割り切れるのではないのが。

  • 薫陶(くんとう)=徳の力で人を感化し、教育すること。

    表紙はハクトウワシ(学名:Haliaeetus leucocephalus、英: Bald eagle)か、、、

  • いまさらながらNHKドラマで話題になった外資ファンドの買収にからむ小説を読んでみる。最初は不慣れな業界の専門用語に四苦八苦しながら読んでいたが、読み進めるうちにはまっていき、あれよあれよというまに読めてしまった。
    まったく関連性のない3冊を一気に読んだけど、どれもこれも「目の前の問題から逃げない」ということを説いていて、なんだか腑に落ちた。一方でロジカルだけじゃなくて、非常に政治臭い、根回しというもやっぱり大事だよなというのも実感。
    ただ、最後の方はちょっと間が持たないというか、一気呵成に進めすぎてちょっと興ざめ。最初のほうであれだけひっぱるなら、最後のほうもそれなりに書いて欲しいところ。

  • NHKドラマの原作です。
    ニューヨークの投資ファンド運営会社社長・鷲津は、バブル崩壊後不景気に苦しむ日本に戻り、瀕死状態の企業を次々と買収する。
    企業買収、再生の真実を克明に描いた問題作。
    〜帯より。

    途中途中に「武士道」の文章が書いてありました。
    「武士道」・・・買って何度も挑戦するのですが、この本ばかりは読み始めると速攻寝ます。
    何度顔の上にバサッ Σ(・ω・ノ)ノ
    と降ってきたことか・・・
    「ハゲタカ」はおもしろかったです。
    ライバルのファンド会社との競争入札のシーンなどはドキドキハラハラ
    終わりが
    「・・・to be continued」とあったから・・・
    もしや?!

  • 経済小説。
    …半分くらいしか意味分かってないかも。けど、サクサク読めてそれなりには面白かったです。
    特に、メルレとの競売?のところのやり取りが。

著者プロフィール

1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004年、企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。映像化された「ハゲタカ」シリーズをはじめ、 『売国』『雨に泣いてる』『コラプティオ』「当確師」シリーズ『標的』『シンドローム』『トリガー』『神域』『ロッキード』『墜落』『タングル』など話題作を発表し続けている。

「2023年 『それでも、陽は昇る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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