巨大投資銀行 (上) (ルビ:バルジブラケット)

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478930656

感想・レビュー・書評

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  • フィクションなのにノンフィクションばりの現実世界に即したお話のつくり。スピード感あるので、ミステリーや投資銀行業務に興味ある方はあっという間に読んでしまうのでは。
    (借りた本)

  • 自分の知らない世界や業界について書かれた本を小説を読むことによって知ることは読書の楽しさのひとつに挙げられると思う。でもやっぱりそこにはいい本も悪い本もあるわけで、見極めることは難しい。そんな中で投資銀行関係のことを知りたいと思った方にはお奨めできるこの本。著者は実際に銀行等で実務にあたっていた方だけに内容は細かいけれども、解説・説明がなされていて素人にもわかりやすかった。興味ある方は是非。っていっても出版関係のまわしもんでもないので読んでも読まなくてもいいけど。

  • 一度読んでみて下さい。

  • 黒木亮の中で一番面白かった。

  • ハゲタカ関連

  • 米投資銀行の舞台裏では何が起きているのか。日米金融戦争の最前線で繰り広げられた攻防を描く経済小説。

  • やっぱり自分の業界の話はきちんと知らなきゃなということで購入。
    ほんとこわいわぁ〜w

  • 日本の銀行から外資の投資銀行へ移ったサラリーマンが主人公のお話。投資銀行を舞台にしたものの中では有名っぽいです。主人公はいるんですが準主人公的な人が他に二人いるんで、小説として一人の人生を追うというよりは投資銀行を舞台にした色々をドキュメントタッチに描いたという感じでしょうか。内容は、かなり細かいです。素人にはさっぱりな専門用語やスキームが出てきます。一応用語集と解説がありますがやはり素人にはなかなかハードルが高いですね。しかもその用語集は上巻にしかついていないので注意。しかしその分リアルなのは間違いなく、投資銀行出身の人のブログにも良いと書いてありました。投資銀行にリアルに興味がある人にはオススメ。ただまあ小説なんでやっぱ成功物語ですね。現実はもっともっと厳しいんでしょう。しかし投資銀行はほんと金儲け命だな。

  • バブル時の日本の企業が食い物にされているさまが伺えます。

  • モルガンスタンレーやソロモンの歴史が分かった。投資銀行の業務風景と、70,80年代の日本の金融業会のしょっぱさが垣間見えた気がする。今でもMAのスキルとかに、やっぱり差があるのかな??日本の投資市場も成熟してきたって、投資ファンドのせいちょうからそう見る向きもあるよう。

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著者プロフィール

黒木 亮:1957年、北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社を経て2000年、大型シンジケートローンを巡る攻防を描いた『トップ・レフト』でデビュー。著書に『巨大投資銀行』『エネルギー』『鉄のあけぼの』『法服の王国』『冬の喝采』『貸し込み』『カラ売り屋』など。英国在住。

「2021年 『カラ売り屋vs仮想通貨』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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