投資銀行青春白書

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 609
感想 : 132
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478930786

感想・レビュー・書評

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  • 半年くらい前に買った本。
    余裕が出来たのでいまさらながら読んでみた。

    外資系証券会社の投資銀行本部に入行した新人の女の子が、苦心しながらも日々の業務をこなし、成長していく姿を描いている。
    その内容は、一つのM&Aの案件を中心に構成されているため、投資銀行の主要業務であるM&Aに関して、案件獲得からクロージングまで、大雑把な流れをつかむことができるだろう。

    業務の大変さや、細かい雑務についての記述が少ないところは物足りないが、日常からは感じにくい投資銀行業務の雰囲気をつかむ上では良書といえる。

  • 投資銀行青春白書 小説形式で投資銀行の現場について書かれた本。M&Aって思った以上に時間かけて決めるんだなあ。高い買い物だしそりゃそうか。後、高い金を投資して採用した人はすぐに辞めさせられないとか。 http://bit.ly/c4uXHi

  • 実際に外資系金融機関とはどういうものかを垣間見える。
    ただ、やはり実務的なものは最低限抑えているだけであると思う。
    取っ掛かりとしては小説も面白い。
    外資系の金融は経験則上必ずしもこうでないこともある。

  • ■概略
    ミーハーな女子大生・下園ミヤビが選んだ就職先は外資系投資銀行。
    カッコいいキャリアウーマンに憧れて外資系に入社したミヤビだが現実は想像以上に厳しく、
    まったく危機感がなく勉強もしてこなかったミヤビは入社一年目にしてダメ新人のレッテルを貼られる。
    行き場をなくしたミヤビは投資銀行部門に拾われることになり、さっそく1つの案件を手掛けることになるが・・・
    外資系投資銀行の日常を物語調にわかりやすく描いた作品。

    ■感想
    これは、どちらかというとライトノベルに分類されるんじゃないだろうか?
    はっきり言って読みやすすぎる。逆に言うと、内容がかなり薄い。
    出てくる専門用語といえばせいぜい「デューデリジェンス」や「DCF法」やその他の法律用語くらいで、
    この本を読んでより投資銀行を理解できたかというと、ちょっと微妙である。
    なので、「投資銀行をよりよく知ろう」と思って読むとガッカリすると思う。
    でもまあ「投資銀行のイメージを軽くつかむ」程度ならいいかもしれない。

    ■一般的見解
    「内容が軽くて読みやすい。投資銀行部門の業務をザックリ知るには適切」といったものがほとんどですね。
    実際に投資銀行で働いてらっしゃる方のレビューを見ると、業務の厳しさや現実は置いておくとして、
    実際に感じる疑問ややりがい、苦悩・喜びについてうまく書けているということだそうです。

    ■総括
    投資銀行について全然知らない人が、業務内容(本書はM&A)を軽く知るのにはいい本だと思います。

  • 先輩に勧められて。
    投資銀行の大変さややりがいがすごく分かる本。
    M&Aの提案~実施を通して、投資銀行の業務内容も分かる。
    また、働くことのスタンスについてもじっくり考えさせられた。
    ダメ新入社員のミヤビが、必死に学び、働き、成長していく姿は凄く胸を打たれた。
    何と言うか、そういうの良いな、と思った。
    就活していると、「ライフワークバランスが~」という話をよく聞く。
    確かに、仕事ばっかりの人生も嫌だなと思う。
    でも、若い内くらいは、仕事ばっかの生活してても良いんじゃないかなと思う。
    勿論、その仕事を愛しているなら、の話だが。
    少なくとも私はそう思うな。そして、そういう企業に就職したいな、と思う。
    だから、私を雇って下さい!

  • IBD社員の日々の過ごし方がイメージしやすい。
    これに残酷物語を足したぐらいがちょうどいいのかな。

  • ネットで推奨されていたので手に取ったと記憶しています。
    「まぁ、こんな感じこういう事があるんだろうな」程度にまとめられています。著者もあとがきに記載していましたが、実際の業務はこんな風ではなく、もっと耐え難い雑務もあるし、全く持って格好良い物ではないとの事。
    ライトノベル的に読める仕立てになっていました。1時間で読了出来ます。

  •  読み物としては面白い。
     ただし、こういう「○○の~簿」系の本は、読んでみてもたいして勉強にはならない。

  • 読み易く勉強にもなる。
    しかし投資銀行きつそう。

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