古本マニア雑学ノート: 人生に大切なことはすべて古本屋で学んだ

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 53
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478941225

感想・レビュー・書評

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  • 暇さえあれば古本屋へ行き、誰が買うのかも分からない、しかし自分にとっては最高に面白い本を探し求める… 古本マニアである唐沢俊一による古本エッセイです。ページ脇のコレクション紹介がとても面白く流石の審美眼(?)といえます。古本マニアはぜひ一読を。

  • 2019/12/1購入

  • 前に読んだ神田系古本の本は昔の小説みたいな真面目路線でしたが、昔よくテレビで見かけた唐沢さんはB級貸本とかのコレクターってことで、こういうのの表紙ってたしかにそそるんですよね。中身みたらまあ…ということが多いんじゃないかと思いますが、それは著者も分かってのことで、やはり古本マニアは読まずに本棚にしまってこそ、と昔どっかで聞いた通り。そんなことに使う金があるなら…と小言もいいたくなりますが、選書の基準が実用性がないことなのだから、もうどんな文句も受け付けません、という世の中なのですね。

  • 奇書・珍本、鬼人・偏人何でもありデス。狂熱のトンデモ古本世界。(帯)

  • 変な本がいっぱい載ってる!古本屋さん好きにはたまらんかも。まだ精読できてないのが悲しい…。

  • 題名どおり、古本エッセイ。
    古本好きなら、多かれ少なかれ、身に覚えのあるエピソードだらけ。
    というか、自分のことを書かれているのではないかと思うこともしばしば(笑)
    どうして、こう、古本者は、クソッタレなキチガイだらけの、愛すべき生き物なんだろうなぁ。
    まぁ、そう思うのは古本者だけだろうけど。
    さらっと読み終わるし、古本者にはオススメ。
    そうじゃない人も、こんな世界があるのかと、バカにしながら読むのもよろしいかと。
    洋の東西を問わず、古書マニア、ブックハンターのエッセイは同じようなこと書いてんだよなぁ。
    ちなみに、
    「紳士たる者、同一書物を読む用、保存用、貸す用に三冊買うべし」
    とは19世紀のイギリスの本ヲタクの文章に書かれてます。
    100年経っても、進歩なし(笑)

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著者プロフィール

1958年生まれ。作家/評論家。と学会運営員。大学在学中からアニメ、演劇関係の仕事に携わる。トンデモを近代サブカルチャーとしてとらえる立場から、と学会の活動に参加。『奇人変人偏愛記』(楽工社)『スコ怖スポット東京日帰り旅行ガイド』(ごま書房)など、著書多数。TV番組「世界一受けたい授業」の先生役などとしても活躍中。

「2011年 『トンデモ本の世界 X』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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