耳袋秘帖 八丁堀同心殺人事件 (だいわ文庫) (だいわ文庫 I 56-2)
- 大和書房 (2007年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479300878
作品紹介・あらすじ
軽輩の出身でありながら、六二歳で町奉行に大抜擢された赤鬼奉行根岸肥前守鎮衛の前に、前代未聞の大事件が発生した。与力や同心の組屋敷が置かれた八丁堀で町奉行所の同心が二人、何者かに斬り殺されたのだ。町奉行所の威信にかけて、下手人を突き止めなければならない-。シリーズ第二弾。
感想・レビュー・書評
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備前守を守る二人がなんともユニークで楽しい。
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20150630 読了
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耳袋秘帖シリーズが面白かったので次も…と思ったのだけど、この耳袋秘帖シリーズには2系統?あって、殺人事件シリーズと妖談シリーズがあるらしい… 殺人事件シリーズといえばミステリタッチになっているのかと思いきや、風野さんの作品らしくミステリ小説らしい部分はほとんどない。犯人探しはしてたかな。事件のあとに事件が続いて、ばたばたしてるうちにどれかが解決して全部が解決しちゃった、みたいな流れ。嫌いではないしこの作品世界の「ゆるさ」みたいものはけっこう心地よい。好みといえば妖談シリーズだけどね。
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確か、前にも読んだはず。
しまった・・・・と思いつつ、斜め読み。
最後のシーンはちょっと考えさせられるなぁ・・・・
主人公ならではの対応なんだろうけど、それにしても、あの最後、何とか出来なかった物か、と思ってしまう。 -
ああ、物語として面白ければいいのか!
(いいんです!)
この間の映画「踊る―」でも動機が「?」でも
見た目が面白ければ許されるからいいかぁ -
耳袋の根岸肥前守を主人公に据えたシリーズ。南町奉行。
一冊で一つの話だけどちょこちょこ耳袋を織り交ぜた(関連してるけど)余所の話が入ってくるせいかなんとなく短編ぽくもある。
終わり方微妙だったなあ。あっけないというか。 -
07年3刷本