浅草妖刀殺人事件―耳袋秘帖 (だいわ文庫) (だいわ文庫 I 56-3)

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479300953

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わったあと、一人で手足をバタバタしてた。面白い。

  • 「おたすけ兄弟」を中心とした5話の連作である。第1話「貧乏神に祈る」の話は面白かった。

  • 20150814 読了

  • 耳袋秘帖シリーズ3巻。刀屋ばかりを狙う盗人「おたすけ兄弟」が、近所の神社に金を隠すのを見た町奉行所の中間・与之吉は、病弱な娘おかよの薬代にとこれを奪うがやがて兄弟に嗅ぎつけられ、身の回りに危険が迫る。他、縁の下に引きこもる娘おもんの謎。根岸肥前守が江戸の怪異を解き明かす。おたすけ兄弟が絡む事件を南町奉行根岸の部下坂巻と栗田が探索を行い報告を受ける奉行が事件を解き明かすパターン、先を読ませる筆力がある。おたすけ兄弟の境遇と妖刀村正を繋ぐ展開がやや強引かな?面白いシリーズ見つけた。

  • 風野さんのお話はなんだか怖い。人の闇がスッと書いてある。現代の闇を江戸時代で読ませるのも凄いなぁーとか思ったり。次巻も買ってしまいそうですね

  • 面白かったです!
    根岸奉行の事件帖です
    あまりにもうまくいきすぎる傾向がありますが
    まあ、面白かった

  • 栗田氏が結婚した!また妖刀村正の行方も気になりますが、あの栗田氏が結婚したことは何よりも嬉しい。それを見守る根岸氏の様子が微笑ましい。
    こんな上司やと仕事も楽しくなるやろうなとしみじみ思う。

  • 耳袋シリーズの第三冊目。二十年後の怪盗<ねずみ小僧次郎吉>へと繋がるおかよの決意と幼いきち坊。いつかふいと出てきそうな予感がちらり。

  • 耳袋秘帖 第三弾。
    今回のキーは刀屋や武具屋ばかりを狙った盗人「おたすけ兄弟」と妖刀。あとおまけに栗田の結婚。
    おまけのおまけにきち坊の将来の姿。その後、根岸の言葉を聞くと、なんだか切ない気にさせられます。

  • 07年2刷本

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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