ひとりが、いちばん! (だいわ文庫) (だいわ文庫 D 109-1)

著者 :
  • 大和書房
3.50
  • (1)
  • (3)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 31
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479301905

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ひとりが、いちばん!。橋田 壽賀子先生の著書。誰にも依存しない。誰にも期待しない。依存するのは自分自身にだけ。期待するのは自分自身にだけ。無理せず気楽にワガママに生きる。無理せず気楽にワガママに生きないともったいない。孤独だなんて思わない。誰にも依存しないで期待しないかわりに無理せず気楽にワガママに生きてもかまわない。橋田 壽賀子先生のような生き方に憧れる人は私だけではないはず。

  • 自分より先を生きている人の話はすき。
    特に目新しいことは少ないけど、今の自分には子離れが大事で、自分一人の時間を楽しくできる準備をするというのはその通りなのだろうなとは思う。
    パートナーとの関係も色々あったけど、最後にはいい関係を築かれている。
    著者のバイタリティーさを見習いたい。

  • 老後のことを考えるきっかけに。やはり仕事やそれに代わる人生の主軸の必要性

  • この本を読了して、一番驚かされた事は、色んな脚本されたドラマから さぞかし親戚つきあいや始め色んな辛い体験をされているのだな~と思ってただけに 私生活は、なんとシンプルで、親戚や近所づき合いは、最低限。嫁姑の問題もない暮らしなのにはビックリでした。
    話の中身で、勿論、人間観察力はおありだったようだが、実はラジオから流れる人生相談からヒントを得られてたなんて云うのも驚いた。しかし、想像力・観察力がなくっても話にならないだろうが・・・。やはり、頭が切れるのだなあと思った。

    こちらの本を書かれた時は、78歳。現在は86歳にもおなりだ。
    橋田さんにご老人と云う言葉は、似つかわしくなく、ご自身も『老い』を意識されない。
    気持ちがいつまでも若いことが、お元気の証拠と見習いたくなる。

    『もう年だから』と諦めない。好奇心に素直になる。子供に頼らない。人生は一度だけと行きたい所に行く。他力本願でなく生きがいを見つけて、チャレンジ。
    それでいて、ご主人には、収入が逆転しても『あなたのおかげです』と絶えず、尊敬して立てられてる。

    ご主人亡きあとも、身の丈に合った暮らしをされてる。
    まだまだ若い自分も そうして 1つ1つ歳を重ねて行けたらなあと勉強になった。

  • 自分の意思を表示し、好奇心と、ひとりの時間を持って、
    「ひとりの自分」を確立する。
    ムダは、心にゆとりを生む。
    いかに自分らしく、心地よく、自立して生きるかがテーマ。
    子どもに頼らず、子どもは社会からの預かりもので、
    20才になったら社会に返すという考え方がおもしろい。

  • 09.05

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1925(大正14)年、京城(現在のソウル)生まれ。日本女子大学校卒、早稲田大学中退。1949(昭和24)年、松竹脚本部に勤務。1959年、フリーの脚本家に。1966年、TBSプロデューサーの岩崎嘉一氏と結婚。1989(平成元)年、死別。TBS東芝日曜劇場「愛と死をみつめて」、NHK朝ドラ「あしたこそ」、大河ドラマ「おんな太閤記」、移民をテーマにしたNHK「ハルとナツ」やTBS「99年の愛」など多数の脚本を手掛ける。中でも、1983年のNHK朝ドラ「おしん」は大反響を呼び、広くアジアでも放送される。また、1990(平成2)年からスタートしたTBS「渡る世間は鬼ばかり」は国民的ドラマとなっている。NHK放送文化賞、菊池寛賞、勲三等瑞宝章などを受賞・受勲。2015年、脚本家として初の文化功労者に選出される。主な著書に、『ひとりが、いちばん!』『夫婦の覚悟』(共にだいわ文庫)、『私の人生に老後はない。』(海竜社)、『安楽死で死なせて下さい』(文春新書)、『恨みっこなしの老後』(新潮社)などがある。

「2021年 『渡る世間にやじ馬ばあさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

橋田壽賀子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×