- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479302377
感想・レビュー・書評
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龍馬だ勝だ西郷隆盛だと、
維新の英雄人気は相変わらずだが、
歴史は常に勝者の側から語られる事を考えれば、それを鵜呑みにするだけでは意味が無い。
明治維新とは巨大な陰謀による革命には違いない。
その陰謀によって歴史の敗者とされた側に立って書かれた本書は歴史を複眼で見るためのひとつの材料にはなるだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歴史は勝者の事情で書き換えられ、後からの検証も難しいのかもしれない。
幕末のヒーロー的扱いの志士たちを「テロリスト」と変わらない言動は、納得できる。
これまでの作られた幕末の英雄伝説が、実は今の政治とも共通する駆け引きがあったことを知ることになった。 -
幕末時代を迎えた水戸藩、そして薩長の様子が知りたくて手にした一冊。
星亮一は、『偽りの明治維新』という文庫本で初めて知り、その時代に何があったのか知るにはちょうど良い本なのでこちらも購入に至った。 -
権力を手にした勝者にとって都合の悪い真実は、蓋をされたり真実を曲げて上塗りされてしまうんだ、と。戦国時代からかわらないってことなんだねー、残念だけれど。
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いやー凄まじい時代の証言です
やはりkitanoの感は正しかった
明治政府は簒奪者として再認識!