楽しく稼ぐ本 (だいわ文庫)

  • 大和書房
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本棚登録 : 173
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479303008

感想・レビュー・書評

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  • 僕は長年普通の会社員を続けているので、かなり頭が堅くなっている。
    なのでこの本ですぐにスタートが切れない自分に少しガッカリしている。
    しかし、最後の付録ではなぜか子育てについて大いに参考となった。

    <メモ>
    ネット、かけ算、LLP、衰退産業、自己愛型社会、上手くいっている経営者=打ち手が多い、副業をする人を種にする人達が待ち構えている、副業はとりあえずやってみるもの、“見たくない現実”を見る、(ルールを知るため)ひたすら見る。

    ・2010年8月刊、だいわ文庫(発行所:大和書房)。

  •  著者お二人のプロフィールを見れば想像がつくが、「こうすれば楽に儲かる」的タイトルとは裏腹に現状、そして将来についての冷静な分析をしながらの対談がメイン。楽しく稼げるかどうかは保障はされないがこれだけはやっておくべき、といった方法の提案が多い。

     安易な自己啓発本とは異なり、税理士らしい現状肯定をしつつそれを上手に利用するための方法論と、文筆家らしい既存のシステムを少しずつでも書き換えていこうという革新的な発想の絡みあいが、前向きな発想を与えてくれる。

     岡本さんが、安直な「こうすればいい」的なノウハウを一刀両断し、日垣さんが既存のシステムに依存し続けようとする輩に強烈な警告をする。両極に位置するお二人のようにみえるのではあるが、対談内でも述べられているようにお互い望んでいた対談が実現したようで、対立構造のなかでも多くの共通認識を次々と形成していく様は壮観ですらある。こうした「対話」は複雑な人間関係では常に求められるべきものであり、自分の考えに対していかなる抵抗も許さない方々には見習っていただきたいものである。

  • 再読。

    ジャーナリストと経営コンサルタントの2人が対話形式で書かれた本。
    稼ぐというよりも、働いていく上で役に立ちそうなことや、経済活動の中で頭の片隅に置いておいた方がいいなと思うことが書かれていると思う。
    また、対話形式なので、読みやすい。

  • 普通とは違う視点の本だった。偏った考え方のように思う反面、真実を見抜いているのかも知れないと思った。

  • 儲ける事のエッセンスがしつかり入った本。稼ぐ為のノウハウなどは、ここにかかれている事以上に有るに違いないのですが、本質はこの本の中にありそう。

    これからの人生に(個人的ではあるが)役立ちそうな感覚があった本。

  • リアリスト2人の対談(放談?)。現実見やがれって感じで終始。
    最後の子育てに対する考え方は面白いし、自分でもやってみたいと思う。

  • 岡本ファンとして、読む。
    知っていることとやったことのあることの違いを改めて意識する。

  • 対談形式でサクサク読める。
    資産1億円以上は1.8%、年収2000万円以上は1.3%といった、経済数字から、起業する時の狙い目や注意点、ギャンブルを通した、子供の教育法まで。さまざまな話題があり、引き込まれて行きました。

  • 勉強になる
    生き抜くための基本の考え方

    会計のうそ、価格設定について

    価格はストレッチ、高くしないと成長できない
    安売りしない
    付加価値を常に考える
    どのぐらいで自分の才能を売れば生活できるか?

    P71選択せずにすむように準備する
    オプション総取りができるぐらいためておく
    不動産投資は素人は失敗のリスク大きい
    誰かの失敗の後、付加価値をつけられるなら買うのがいい
    安くなったのを手直しするとか

    人と同じことはしない
    安く仕入れて高く売るのが商売の基本

    人生も商売も方向転換は体力のあるときに

  • 土井さんのBBMで紹介されていた一冊。

    経営者かつ、会計の知識がある人に向けに書かれている本のように感じた。
    そのため、今の自分にはあまり合わなかった。
    経営をもっと勉強したら、共感できることが多いのだと思う。

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著者プロフィール

1958年、長野県に生まれる。東北大学法学部卒業後、販売、配送、書籍の編集、コピーライターを経て87年より作家・ジャーナリスト。著書には、『そして殺人者は野に放たれる』(新潮文庫、新潮ドキュメント賞受賞)、『世間のウソ』(新潮新書)、『ラクをしないと成果は出ない』(だいわ文庫)、『情報への作法』(講談社+α文庫)など多数。

「2011年 『つながる読書術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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