なぜ子供のままの大人が増えたのか (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479303374

感想・レビュー・書評

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  • すごく身の引き締まる思いをする部分もあれば、
    んん?となる部分もある。
    彼女からしたらそれは甘えなのかもしれないけれど、私はそれらを引っくるめて自分で判断することを「大人」と定義しよう。

  • 非論理的な本。著者が思っていることをつぶやくように書いただけ。

    書いてあることにある程度共感するけど、だから何?という感じ。
    主張とか、事象に対するその先の行動とかが見えてこない。

    こういうのっていいよね、こういうのってよくないよね、って私は思っているの!
    という、自分の意見の垂れ流しというか…

    共感して、そうそう、で終わる。
    何がいいたいのかはよくわからないまま。

  • インドで何をするでもなく長期滞在する日本人の若者が幸せそうに見えないことについてインド人神父曰く、
    「自分のしたいことをしてるだけで、人としてすべきことをしてないからだ」

    また著者はこうも言う。
    「人間としての義務に縛られてこそ、初めて凧は悠々と悲しみと愛を知って空を舞う。」
    著者がここで言う「人間としての義務」には「与えること」を含む。

    その他、手厳しい内容も多いが、自分の生き方について反省させられる。

  • y

  • この人のこういう芯の通った考え方は大変参考になります。

  • 2019.1;Why there are many adults like a child
    与えられるのを待つだけじゃなく、自分から与える人間に・・・という内容がメイン
    「通常子供は褒められることと叱られることとの双方に親の愛情を感じる・・・しかし叱る場合にも親は心理的余裕とその教育的っ効果を落ち着いて判断できる状態にいなければならない。
    個性は学校で受け入れられる場合と拒否され理解されない場合があるが、それは人生の如何なる時点でもありえる矛盾である、それゆえ理解されない苦難にどう耐えるかということも一つの学習である。もちろんそれには、別の角度から家庭や友人などの指示が大きな助けになる。」

  • 一面あっているかもしれないが、
    かなり自分視点しかないな〜とも思う。
    親を殺したくなる17歳のとこは、
    うーん。
    貧乏な国の犯罪についても、
    イメージで話してるでしょ、これ。
    科学的な、エビデンスの部分が甘いから
    意見に説得力ないな〜と思った。

  • あまり納得できない意見が多かった。

  • 2015/03/07【古】108円

  • 要求するばかりでなく、与えるようになろうと思った。
    全てに同意するわけではないが、頷けることも多い。

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著者プロフィール

1931年、東京に生まれる。作家。53年、三浦朱門氏と結婚。54年、聖心女子大学英文科卒。同年に「遠来の客たち」で文壇デビュー。主な著作に『誰のために愛するか』『無名碑』『神の汚れた手』『時の止まった赤ん坊』『砂漠、この神の土地』『夜明けの新聞の匂い』『天上の青』『夢に殉ず』『狂王ヘロデ』『哀歌』など多数。79年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。93年、日本芸術院・恩賜賞受賞。95年12月から2005年6月まで日本財団会長。

「2023年 『新装・改訂 一人暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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