インナーマザー ~あなたを責めつづける心の中の「お母さん」~ (だいわ文庫)
- 大和書房 (2012年3月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479303763
感想・レビュー・書評
-
子どもを持つ前に出会えてよかったと思う本。自分の母親に読ませてやりたい。親と子はそれぞれ個人。家族の要は夫婦の絆。結婚観とか子育て観とか、曖昧にあったけどこの本読んで「それでいいんだよ」と確立された感じ。
本当、すべての母親が読めば、不幸は少しでも防げるのではないのか、と思う。でも、それでも難しいのが家族なんだろな、と思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一時期、この手の家族問題絡みの本ばかり読んでいたことがある。
ACの概念もインナーチャイルドの概念もそこで知った。自分がどうやらACであるらしきこともわかった。
私の中にも強烈なインナーマザーがいる。いつもいつも私を批判しダメだしする。私を認めない。肯定しない。
昔はそれがインナーマザーだと知らなかったのでとても苦しかった。今は知っているけど、それでもその声を聞かないでいるのはとても難しい。
いまだに「世界は敵だらけだ」とどこかで思っているし、「人間は信用できない」と思うことをやめられないでいる。
そういうことを、ずっと考えていると苦しいので見ないふりをしていたのだが、久しぶりにこのジャンルの本に手を出してしまって、またぶり返してしまった。
それでも、わかってやっているのとわからないまま苦しむのでは前者の方がまだ楽なのだ。
結局どうにもできないままここまで来てしまったなあ、としみじみ思う。 -
星5つ!
子育てに悩んでいても、悩んでいなくても読んで欲しい
全ての親、必読の本 -
心理学の本を読んでいると、(よくあることなのですが)自分に当てはまることが多く感じます。本書は、母親の支配から抜け出せない心理を説いたものですが、自分のアダルト・チルドレン性を強く認識しました。解決法もいくつか書いてあったので、参考にしたいと思います。
-
そのことで苦しんでる自覚のある人みんなに読んで欲しい。