名画は嘘をつく2 (ビジュアルだいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479305439

感想・レビュー・書評

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  • 名画は嘘をつくと言うタイトルだが、何も画家が引っかけようとして描いている訳はなく、単に我々がその時の時代背景、流行、作家のテーマ等を知らないだけのこと。それを結構メジャーな絵と共に解説してくれる。
    この本の前に読んだ「人騒がせな名画たち」と重複するような内容で、実際かぶっている解説もあるが、それでも絵画好きにはたまらないでしょう。(愛好家には常識的な内容なのかもしれませんが)

    しかし意外だったな。好きなフェルメールも当時のオランダ絵画のトレンドに漏れず、描かれる物にも含蓄があり、教訓的なメッセージがあると。
    「リュートを調弦する女」なんて昔の昼メロ状態。

  • 当時、ひとつの作品を作り上げるのに何日くらいかかっていくらくらいで売れたものなんだろう。
    もちろんひとによりピンキリなんだろうけど。

  • 詳細は後程

著者プロフィール

1966年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校卒業。専攻は西洋美術史。ロンドン・サザビーズ美術教養講座にてWorks of Art修了。講演、セミナーなど開催多数。著書に、『名画の言い分』(ちくま文庫)、『世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」』(ダイヤモンド社)、『名画は?をつく』シリーズ(ビジュアルだいわ文庫)などがある。

「2019年 『カラー新書 ゴッホとゴーギャン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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