2時間でおさらいできる日本文学史 (だいわ文庫 E 336-1)

著者 :
  • 大和書房
3.39
  • (2)
  • (5)
  • (9)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 180
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479306238

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • くだけた語り口で、上代から現代までの文学史を分かりやすく解説している。
    個人的に、男女間の恋愛模様が色濃く描かれている作品が好きなため、その観点で興味を持った作品をピックアップして書き留めてみたが、膨大な数の読みたい作品が列挙されて少々驚いた。今も昔も、人間が恋愛に夢中なのは変わりがないようである。
    名だたる日本の文豪たちの作品を読破して、まずは日本の恋愛観や文学観を肌で感じてみたい。その上で、世界の文学を読んでみたいと思うが、いつになることやら…。
    とりあえず、当面の目標は、この本で読みたいと思った作品を2年以内に読み切ることだ。日本文学により一層興味を持たせてくれて、感謝している。

  • まんべんなく面白く読める文学史。
    又吉直樹までと最新の文学まで入っている。

  • 2週間かけて読みました。
    いい具合に砕けた調子で解説されているので「おさらい」には最適かもしれません。

  • 抜群に読みやすく、人に話したくなるような名作文学の小話がたくさん載ってるビギナー向け最有力書籍。作者が予備校講師と知って納得、文章の抜粋するポイントなども心憎く、ドキドキしながら読みました。苦手だった作家もなんとなくとっかかりができ、読書がはかどります。

  •  『古事記』から又吉『火花』まで、日本文学史をわかりやすくまとめた一冊。有名どころは全て押さえてあり、雑学も間に挟みながら進むため、面白く読めた。本書を傍らに置きながら、文学作品を読み漁ってみたい。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

板野博行(いたの・ひろゆき)
岡山朝日高校、京都大学文学部国語学国文学科卒。
ハードなサラリーマン生活から、予備校講師に転身。
カリスマ講師として、全国の生徒に向けての講義や参考書を執筆。
『信長公記』の中で好きなのは松永久秀。
著書に、『眠れないほどおもしろい源氏物語』『眠れないほどおもしろい百人一首』
『眠れないほどおもしろい万葉集』『眠れないほどおもしろいやばい文豪』
『眠れないほどおもしろい徒然草』『眠れないほどおもしろい平家物語』
『眠れないほどおもしろい吾妻鏡』『眠れないほどおもしろい日本書紀』
『眠れないほどおもしろい徳川実紀』(以上、三笠書房《王様文庫》)の他、多数。

「2023年 『眠れないほどおもしろい信長公記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

板野博行の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×