本気で生きよう!なにかが変わる

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著者 : 丸山浩路
  • 大和書房 (1999年10月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479390725

本気で生きよう!なにかが変わるの感想・レビュー・書評

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  • 丸山浩路さんの本気度は顔に似ず精力的だ。特に、バスガイドの話には感銘を受けた。

  • 大変元気をもらったが、本の中で出てくる、聴覚障害で家族を火事で全員亡くした少年の話が切なすぎる。その後幸せに暮らしていけたと願わずにはいられなかった。

  • 非常に心に届く言葉が多い、ハートフルな一冊

    自分の生き方に責任を持っているか、本気で生きているのか。
    そういったことを、改めて考えさせられます。

  • NHK教育手話ニュースのキャスターさん。見かけどおり熱いです。
    説教的ではなく、体験をもとにした話(中には涙腺が緩むものも)が読みやすく書かれています。
    さらりと読めましたが、一つだけひっかかったのが、ご自身の説明をする時に「なんともいえない独特の語り口」と。クサいとか濃いとかはいいんですけど、「なんともいえない」という描写を自分に使うのはいかがなものかと。。。
    「空気に爪を立てる」という表現はすてきですね。

  • 涙が誘われました。

  • 出会いを大切に、自分を変えていきたいと感じた。

  • かなり前に出版されたもの。「ナンバーワンよりオンリーワン」スマップの歌でおなじみだがそれより前に書かれたはず。
    確かに良い言葉である。「生きているそれだけで素晴らしい」子育て中に親には胸にズンとくる言葉。震災時CMにしばらく流れた、金子みすずさんの「みんなちがってみんないい」とともに
    改めて、子供のこと考えてしまった。親はついつい多くを望んでしまうのよね。

  • 「一ページ、一ページに感動がいっぱいです」開いてみるとまずこんな予告があって、一瞬(感動しなかったら私はダメなやつかも)と不安でたじろぐ。けれどもめくれば出てくる数々のエピソードに涙が止まらず、いい加減疲れるのでいったん読むのを中断しなくてはならないほどで、何とも無意味な不安だったなとほんの数ページで気づくのだった。

    その数々のエピソードには、太郎だけ呼び捨てにした五井先生の特別な理由、バスガイドの老人への気の利いた対応、喫茶店での勇気ある女の子の行動、目の見えない旦那さんのために美しい彩りの手の込んだお弁当を作る奥さんの話、くさ丸さんの転機のきっかけとなった稔くんの話、まだまだたくさんあるのだけれど、全てがまるで目の前で見たかのように、しかも色鮮やかに自分の記憶に焼きついていることに驚く。何故だろうと考えると、それらが実際に”空気が動いた”という体験であり、クサ丸さんが本気で伝えようとしているからだと思う。

    クサ丸さんは人生における出会いの大切さを語る。大切な出会いとは空気が動くような出会いだという。空気が動くとは言葉で説明するのは難しいけど、本の中あった”空気が動いた出会い”を読んだとき、ああこれか、空気が動いたという話が、再び空気を動かしている、そう思った。

    また、空気を動かすためには本気の言葉が必要だ。”手話は言葉を聴かせるのでなく、言葉を見せる”これこそ言葉の源ではないかと思いハッとする。

    小学校時代、友人のご両親が二人とも耳が聞こえず授業参観等は手話通訳者を同伴していたことを思い出す。何故手話をする人はあれほどまでに顔の表情や手の動きを激しくするのだろうと不思議に思っていたが、言葉を発することができないかわりに、顔、手、全身を使い、伝えるという行為に自分が想像できないほどのエネルギーを注いでいたのだと今は分かる。手話は全身使ってのコミニケーション、本当に伝えたいことを伝える手段だ。

    人はいつから言葉に甘え言葉をもて遊ぶようになったのか。冷たい言葉を口にしながら微笑み、あたたかい言葉を口にしながら顔を強張らす。言葉と感情の不一致が人を惑わせ傷つける。口から言葉を発して日常生活を難なく過ごせていると思っている健常者の驕りがコミニケーション障害を発生させているとは悲しすぎる事実だ。

    空気が動く出会いは本気の言葉、魂のこもった言葉を必要とする。もちろん柔らかいバリアを作る雑談も必要だけど、いつでも本気になれる気持ちと言葉は用意しておかないとなあと思う。

    たくさんの出会いのエピソードをしめくくるように、最後の最後に出てくるワンダーリード奏者の卓也君が教えてくれるのは、生きていることの奇跡。ああまた忘れてた。40年間という時間の奇跡を。何とか常に心に留めておく方法はないものだろうか。

    心がどんよりして気力のないときはエネルギッシュなタイトルに気が引けてしまうだろうし、NHK手話ニュースの派手なパフォーマンスを思い出して、あのおじさんに語られたら疲れるだろうなと想像する。いろいろ先入観が巡ってなかなか読む機会が訪れない本だ。何故この本を図書館で予約したのか。未だ分からないところが不思議な出会いだったなと思う。永六輔さんの言う”丸山浩路は活字だと疲れない”に納得。

    クサ丸さんは既にこの世を去っていた。去年心筋梗塞で69歳で亡くなったそうだ。あんなに全身からエネルギーを放出させていた人だったのに。寂しい。

  •  丸山さんの強さがわかったような気がします。自分への厳しさ、そして日々変わろうとする姿勢、見習うことばかりでした。そして、私が封印している考え方を、丸山さんは肯定していたりと、自分の考えを見直すキッカケにもなりました。

     10年前に出版された本ですが、この原理は今でも健在です。ちょっとクサイ表現もありますが、それは丸山さんのオンリーワンと言うことで認めちゃえば問題ありません(笑)

     丸山さんが一番強調しているのは、これ(下記)でしょうか?人間簡単には変われないよ!でもちゃんと変わる方法はあるんだよ!そう微笑みながら言われているような気がします。丸山さん、ありがとうございます。

     心が変わると態度が変わる
     態度が変わると行動が変わる
     行動が変わると習慣が変わる
     習慣が変わると人格が変わる
     人格が変わると出会いが変わる
     出会いが変わると運命が変わる
     運命が変わると人生が変わる

    以下、本書で共感した箇所です。

    ☆page.10

     体を動かすと流れてくるのは、汗。
     心が動くと込み上げてくるのは、涙。
     空気が動くと生まれてくるのは、出会い。

    ☆page.24

     人はほかから助けられる立場にいる限り、決して満足はしないし、幸せににもなれません。人は老人であろうが、子どもであろうが、病人であろうが、ほかの人に何かを成したとき初めて満ち足りることができます。

    ☆page.25

     人間、生きてきて最後に残すものは、「どれだけ集めたか」ではなく、「どれだけ与えたか」です。出会いに感動し、人の心に出会いを残すことこそが生きる喜びであり、生きた証でもあるのです。

    ☆page.26

     「是が非でも結婚したまえ。良妻を得れば幸福となろう。悪妻に当ったら哲学者となろう」

    ☆page.36

     子どもにだけ努力を強制するのではなく、親自身も自分を高めようとするひたむきな姿勢を持ち続けなければならないのです。子育てを通して自分が育つ。すなわち、「育児とは育自なり」です。

    ☆page.40

     子どもに感謝の気持ちをわかってもらうにはどうしたらいいか。親が感謝の気持ちを常に持って生きていく、その姿を子どもに見てもらうよりほかありません。

    ☆page.103

     自分の人生を道楽する。生きることそのものを楽しむ。そのためには自分の人生に対し、受け身の姿勢でいてはいけません。積極的に人生と向かい合い、とことん演出しなければならないのです。

    ☆page.107

     私は落ち込んだり、つらかったり、迷ったりするとき、よくこう思うのです。「すべては風だ。自分は今、風の中に立っている。しかし、つむじ風でも暴風雨でも、風は必ず通り過ぎていく。だから、じっと我慢しよう。通り過ぎるまで辛抱しよう」

    ☆page.113

     私の申し上げるプラス思考というのは、まず最悪の場合、最悪の状況を想定することから始まります。最悪を想定すれば、すべてがいいことです。

    ☆page.143

     そういった夢へのチャレンジを何度か繰り返していると、「あっ、これは自分に向いているな」「これならやれそうだ」というものがきっと浮かび上がってくるはずです。見えてくるはずです。

    ☆page.154

     「鳴かぬなら、それもまたよし、ホトトギス」。この言葉を胸に秘めて生きていくと、けっこう素敵な自分になれますよ。素敵な人生が展開しますよ。

    ☆page.158

     人間は大人であれ、子どもであれ、自分だけが知っていること、自分だけができることを持つと自信がつくものです。気持ちに余裕が生まれるものです。

    ☆page.178

     心が変わると態度が変わる
     態度が変わると行動が変わる
     行動が変わると習慣が変わる
     習慣が変わると人格が変わる
     人格が変わると出会いが変わる
     出会いが変わると運命が変わる
     運命が変わると人生が変わる

    ☆page.191

     本気になると
     世界が変わってくる
     自分が変わってくる

     変わってこなかったら
     まだ本気になってない証拠だ

     本気な恋
     本気な仕事

     ああ
     人間一度
     こいつを
     つかまんことには

     (坂村真民「本気」)

    ☆page.216

     人生は誰と出会ったかで決まります。これは若かろうが、お年を召していようが、変わることのない真実です。出会いを求め、出会いに感動する、この心こそが素敵に年齢を重ねていくエキスなのではないでしょうか。

     若い女性はキラキラと輝いていますね。造作はともかくとして、ハッとさせられる新鮮な美しさを持っているものです。これは彼女たちが単に若いからではなく、「見つめられる日々」の中にいるからなのです。

    ☆page.218

     「青春とは人生のある時期のことを言うのではない、心のあり方を言うのだ」
     「人は長い歳月を重ねるから老いるのではない、理想を失うときに老いるのである」

    ★★★★★

  • お恥ずかしいながら丸山浩路さんという方を存じあげなかったのだが、本を読ませてもらってとても興味深い人だとお見受けしました。

    この一冊は丸山さんの日常を圧縮した一冊。

    道で出会った話や電車での出会いなど、変な飾りがなくて聞いていておもしろい。

    ところどころ引用されるいくつもの詩はナイスチョイスで、興味が深まるのではないか。

    良本です。

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