田中耕一という生き方

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著者 : 黒田龍彦
  • 大和書房 (2003年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479390992

田中耕一という生き方の感想・レビュー・書評

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  • 44ページまで読んだ。
    ノーベル賞受賞者の田中耕一さんについて書かれた本。

  • (2004.05.12読了)(2004.05.07購入)
    ざっと読んだところ、テレビや新聞で報道された、内容を上手にまとめたという感じで、特に目新しいと感じるところは多くはなかった。
    田中耕一(たなか こういち)
    1959年8月3日 富山市生まれ
     東北大学工学部電気工学科卒
    1983年 島津製作所入社
    2002年10月 ノーベル化学賞受賞
    田中さんのノーベル賞受賞騒ぎから、いつの間にか1年半ほど経った。最近話題に出なくなったので本人はまた研究に集中しているのだろう。
    「たんぱく質の重さを計ることに世界で初めて成功し、細胞の中でたんぱく質がどのように機能するかなどを調べる技術を開発し、新薬の開発に大きく貢献したことが認められた。」
    「世界が注目し受賞の対象となった手法“マトリックス支援レーザー脱離イオン化法”は、1985年、田中さんが入社2年目の二十五歳の時に生み出された。」
    ●小さいころのエピソード
    「鬼ごっこでは、自分が鬼になると、みんなが帰ってしまった後も家まで追いかけていった。姉の康子さんと一緒に映画館へ出かけたときには、近道しようとする姉に、「学校で決められた安全な道を通らないといけない」と言い張り、困らせたこともある。生真面目でどこか融通の利かないところもあったらしい。」
    「あるとき、田中さんは机の引き出しに誤って手をはさんでしまったことがある。かなり痛かったらしく初めは泣いていたが、・・・不思議そうに尋ねた。「手をはさむと、何で痛いの?」」
    ●島津製作所でのエピソード
    「研究に没頭している時は、やはり田中さんは服装や髪型には気を遣う事はなかった。ある日突然、丸刈り頭で会社に現れたりもした。理由を尋ねると、「頭を洗うのが面倒くさかった」と同僚に話した。ひげを伸ばし放題にしていた時期もあった。取り組んでいることを考え込んで、ブツブツいいながら廊下を歩くこともあったという。大学時代の恩師である安達教授と就職後に会ったとき、今どんなことをやっているのか尋ねても、「先生といえども企業秘密です」と田中さんは実直に答えたそうだ。」
    ●発見に繋がるエピソード
    「いつものように様々な補助剤を試していた時のことだ。田中さんは容器を取り違えてしまい、混ぜるつもりのなかった補助剤が偶然に混ざってしまった。グリセリンとコバルトである。コバルト微粉末はとても高価なもので、“もったいない”と思って捨てずに使ってみた。」
    ●常識の反対は?
    あるとき講演の席で、“常識の反対は何か”と問われた時、田中さんは即座に答えた。「独創的です」

    著者 黒田 龍彦
    1966年 東京都生まれ
     早稲田大学第一文学部卒

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