宇宙エレベーター

  • 大和書房
3.65
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本棚登録 : 225
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479391395

感想・レビュー・書評

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  • 詐称があることは置いといて、率直な感想は子どもと一緒に読みたい本だということ。簡易にまとめてあるので科学の説明は不十分だが、夢があふれている。それは歌詞のようで、ポエムのようで…。
    あと神話の部分は面白いが、そもそも神話自体が面白いので何とも言えない。
    正直2000円出して読みたい本ではないかと。

  • タイトルのエレベーターの話はちょっとだけ。むしろ次元とか時間旅行とかシュメールの石板の話のほうが充実してるし面白いです。結局原子にまで還っちゃって、そこまではなかなか割り切れないけど、たまに宇宙とか星に思いをめぐらすのはいいなあ。

  • 2007

  • これを読んでるときは自分だけ世界から切り取られているような感じになる。

  • 最近俄に話題になっている「宇宙エレベーター」。詳しく知りたいと思って図書館から借りてきたのですが、宇宙エレベータの話は最初だけ。あとは永遠と次元の話でした。
    4次元とか11次元とかがイマイチピンと来ない方は、これを読めばある程度は分かるかも知れません。

    しかしこの手の本は、わかりやすく解説しようとするあまり、身近な物に置き換えてしまうので、ある程度分かっている人には、余計分からなくなってしまうのではないでしょうか。


    私としては宇宙エレベーターについてもっと詳しく知りたかったので、ちょっと残念な本でした。

  • 方々で勧められているので図書館で借りる。宇宙エレベーターという書名ではあるが、本書は宇宙エレベータについて語る本ではないし、科学書でもない。著者セルカン氏の経験や知識を通して、今われわれの目に映るものの裏側を紹介する。キーワードは次元、時間、原子。どのエピソードもセルカン氏が純粋科学少年として生き生きと描かれており、読んでいてワクワクする。

  • 坂本龍一も推薦の本。難しい科学技術書というものではない。中学生でも読めるような、わくわくする科学の本だ。著者は、新しい宇宙エレベーターの設計をし論文を発表しているが、それについては1章分を割いて書かれているだけ。宇宙について、時間について、など少年少女の抱く科学についての疑問をテーマにして、豊富な写真やイラストも添えてわかりやすい口調で説明されている。後半は科学を飛び越えて、超古代史の話も出てくる。

    著者はトルコ人で初めて宇宙飛行士となることが決まった科学者。1973年生まれで幼い頃から各国を転々とし、東大で研究活動に従事していたことからも、日本語にも堪能。小学生の発明コンテストで太陽電池を作って優勝したり、高校生のときにはサッカースタジアムに33kmの長さのコイルを巻いてタイムマシンを造る実験をしたり(当然失敗したが)と、天才ぶりを発揮している。

    ゼカリヤ・シッチンの資料を引き合いに出してたり、「フラワーオブライフ」の図が載ってたり、『竹内文書』の超古代の世界滅亡の話まで出てきてしまう。古代シュメール語を解読できる著者は、ルーブルに保存されているシュメールの石版に書かれた詩を日本語に翻訳して紹介もしている。

    宮崎興二氏(京都大学教授、建築学・高次元幾何学)との出会いは日本で最も刺激的だったと、彼の高次元空間の話も引用している。

    理系離れ、科学オンチが増えているという話をよく聞くが、少年少女には、ぜひともこれを読んで科学好きになってほしい。もちろん、おじさんおばさんも科学を好きになって、知的好奇心に溢れる老後を楽しんでほしい。というか、みんなで一緒に楽しもう。

  • すすめられた本。

  • 作中に神話が出てきたりと文系でも飽きずに読めました。家族愛や歴史にも親しめる1冊!視野は広いに越したことないなぁ。

  • 本当の天才ってのは視点が違うんだよね。いっしょに時空を旅したい方はぜひ!

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