日本列島プチ改造論

  • 大和書房
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本棚登録 : 134
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479391852

作品紹介・あらすじ

政治・経済・社会問題、サブカル、下ネタまで、迷走ニッポンを楽しくするプチつっこみ!世のウソに騙されないためのエンタメ系教養書。

感想・レビュー・書評

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  • 2006年10月~2008年12月に出版社のHP上に連載されたコラムを書籍化したもの。7~9年前のものなので、ネタがちょっと古く感じるが、各コラムごとに必要に応じて、簡単な注釈がついていたり、著者による後日譚もついているので、あぁ、そういうこともあったな~、と思い出すことができ、十分ついていける。内容はいつも通り、世間にはびこる「常識」や「思い込み」を統計、過去の新聞記事等々の資料から検証し、論破ときには問題解決のための提案をしている。「真説・正義の味方」の回の「本来の正義の味方」については大爆笑。この人、絶対日本人。

  • プチっていうのがポイント。

  • いろいろな問題に大体2-3ページほどで筆者の批評が書いてある。それの寄せ集め。根拠があまりなく、共感もできなかったのであまり役に立たなかった。

  • 時事ネタはさすがに風化してしまいましたが、視点を変えてみると色々面白いなと思う一冊。

  • イタリア人(本当にイタリア人なのか謎なのだけど)の書く日本についてのエッセー。本人千葉県に住んでるようですが、世相やら、この人が得意とする統計から読みとれるネタなど、面白おかしく書かれています。
    既に何冊かこの人の本を読んでいるので、相変わらずのノリで安心して読める。
    Amazonなどのレビューについて、世界中のシロウトレビュアーが地上の星をせっせと生み出す。なんの得にもならないというのに。とぶったぎられながら、レビューをしてしまう俺はMなのだろうか?

    Webに掲載されてたショートエッセーのまとめなので、もうちょい長文を読んでみたいとも思う。

  • 2ページのコラムが100編だからプチなのかな。

    正しいより面白い優先で生きていたい。

  • 面白い国にしよう!というこの発想、ありだなーと思うのです。
    ふざけてるようでまじめかと思いきや、やっぱりふざけてるという。
    でも日本人気質が抱えるおかしな仕組みを鋭く突いてくれる着眼点はすばらしいな、と思います。

  • 前回読んだ「コドモダマシ」よりストレートで面白い。
    「駆け込み乗車を防ぐためにドアをギザギザにする」
    「喫煙を抑制するために、ちくわくらいの大きさにして持ちにくくする」
    「偽装でなくて「風(ふう)」を付けておけば良かった。「賞味風期限」とか」
    スミマセン、私はこんなくだらない本ばかり読んでます。
    たまにマジ半分な痛烈なコラムも挟まってるのが可笑しい。
    http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-1470.html

  • ・7/24 以前からちょっとずつ読み始めている.コラムのエッセイだから続けて読まなくてもいいけど、やっぱり面白い.他のみんなにも好評だ.
    ・7/31 読了.もっとたくさん本が出ればいいのにと思う.

  • 楽しく読めた。
    やはりついつい笑っってしまう。
    面白いので途切れ途切れでも読めるところがいい。

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著者プロフィール

パオロ・マッツァリーノ(Paolo Mazzarino):日本文化史研究家。著書に『反社会学講座』『続・反社会学講座』『誰も調べなかった日本文化史』(以上、ちくま文庫)、『読むワイドショー』(ちくま新書)、『「昔はよかった」病』(新潮新書)、『サラリーマン生態100年史』(角川新書)、『思考の憑きもの』(二見書房)などがある。

「2023年 『つっこみ力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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