名画と読むイエス・キリストの物語

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著者 : 中野京子
  • 大和書房 (2012年8月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479392323

名画と読むイエス・キリストの物語の感想・レビュー・書評

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  • 55.やっぱり中野京子先生の本は面白いなぁ♪何となく知っているイエス・キリストの話が、迫力ある感じでまとめらていて、預言するところなんて、何回もドキッとしてしまいました。今までキリスト教画を見るとき、アトリビュートについては知っているものもいくつかあったけど、で、その人はなんなのかは奥深く知って無かったので、本当にこれからは更に名画を楽しめそう^^中野先生の本はいつも思うなー読んで良かった、勉強になったって♪要所要所にある挿絵も、物語を知れば知るほど楽しくて見入ってしまいました☆

  • 名画の解説本、結構読みあさって飽きたけど、まあ買ってみるかと思って手にした。しかし、これは解説本ではなかった。キリストの一生を語ったお話本。幼稚園の時にもらったキリストの本より詳しく、巷のキリスト教の解説本より易しく、聖書より短い。

    キリストの話には普段から触れていたり、聖書も読んでいるが、だんだん局所的なことに注目がいくようになってしまい、全体を見失う。そんな時に読みたいのがこの本。一冊でキリストの生涯が分かり、それにまつわる有名な名画も隣に並んでいる。

    その名画についての解説はほとんどない。まるで挿絵のようになっていて、それはそれでとても良い。また、当時の文化や風俗についての記述があり、豆知識として頭に入れておくのには大変役に立つ。

    楽しい一冊に出会えた。キリスト教に触れておきたい人には役に立つ本。

  • おお!ついにきたか!という感じです。けれどいつものように斬新な切り口と意表を突くような語り口ではなく、イエスの人間として神としての、壮絶な人生を丁寧に語っています。ですがやはりこの本でも、中野さんの冴え渡る心情描写が随所で鮮明に生きています。私はキリストのことは本当に『受胎告知』と漫画の『聖☆お兄さん』ぐらいの知識しかないので(笑、この本を読んで、自分の中のちまちましか知識が全て繋がりました。
    そうか、イエスは人間にして、神だったんだ……!この先に待ち受けている運命を、独りで受け入れなければならない恐怖と絶望は、一体どれほどだっただろう。
    あー面白い!

  • 刮目せよ!彼の生涯を!

  • わかりやすくイエス・キリストの生涯を美しい絵画とともに物語のように(タイトルに物語とあるけど、物語と言うには少し説明文っぽいところもあるので)紹介している1冊……
    と思いきや終盤から結末は知っているとはいえ
    読むのが辛くなってしまった。
    それは、鞭打ちシーンが痛々しいからでも、
    磔刑シーンが酷いからでもなく
    人々の心の荒み、さもしさをとても強く感じるからだと思う。
    時代とはいえ、何かを信じられない、自分のことしか考えられない、
    娯楽がないことを転換し人に暴力をふるう、
    果ては人が死刑になることを望み、その執行までの過程をイベントごととして捉える残虐さ。
    聖書をすべて読んだことがないから分からないけれど、人は環境に流されやすく、
    愚かな生き物だと言われているように感じて物悲しくなる。
    とはいえ宗教も、美術も、本も、伝えてきたのは人の思いや力。
    一周すると、そんな人間の力こそ凄いのかもしれないと思ったのでした。
    怒られてしまうだろうか……。
    アルブレヒト・デューラーの絵が私は好きなようです。

  • わかりやすかったっす。
    あくまで美術書ですよー。
    キリスト教徒の方は、かえって読まない方がいいかもしれない^^;

  • キリストの誕生から弟子との関係性、そして磔刑、復活までを、それらを描いた名画とともに説明する。

    知らないようでやっぱり知らなかったことがいっぱい。知ってると絵画を見る視点が違ってくるよなとつくづく。
    ユダって、キリストが磔刑される前に首つり自殺してたなんて知らなかった。。。義父はユダヤのヘロデ・アンティパスであるサロメ。洗礼者ヨハネの首を求めた人だったなんて。

    人間でありながら神に近い存在とされたキリストも弱い人だったんだなとか、弟子たちはもっと弱い人だったんだなって。

  • 「宗教」
    簡単には表現できない…
    奥深すぎる!

    絵画を描いた画家はもちろん、画家が生きた時代そのものに宗教が深く根付いていたからこそこれだけの作品が描かれていたのだと改めて感じる。
    先日、大塚国際美術館にて数多くの絵画を鑑賞してきた。
    本書を読み終え、再度訪れたいと強く思う。

    混沌とした昨今、無宗教なわたしは改めて宗教について学びたいと思ったのでした

  • 最近ちょっとマイブーム
    本書は西洋絵画を理解するための書籍
    という立ち位置

    阿刀田高の「新約聖書~」に比べると
    異説などは省略して一本道で分かりやすい

    こうやって見ると
    カラバッジョは上手いなぁ

    ガリラヤ湖と死海はヨルダン川で 一直線に結ばれているい
    死海なら海の上を歩けたかも、と指摘

    15
     サドカイ派=神殿管理の祭司階級 
     パリサイ派=教条主義
     ともにイエスの敵

    26 ヘロデ王=ユダヤ人の傍流
    36 ヘロデ王の息子3人、領主の位置へ格下げ
    100 サマリア人、混血政策の結果。純血主義のユダヤ人から差別される

    125 過ぎ越しの祭り。血なまぐさい。ユダヤ人の体臭をローマ人が笑いのタネに
    128 エルサレム、宗教都市。住人はせいぜい5~6万人

    178 39回、それ以上打つと死ぬ
    204 女性の証言は裁判でも無効

  • 人間としてのイエス・キリストを名画とともに解説。
    不完全で悩み多きイエスを描く。

    イエス・キリストと聞くと完全無欠の聖人というイメージでしたが、本書でそれが変わりました。
    弟子たちや聖母マリアも大いに揺らいでいる様子がうかがえます。
    キリスト教にあまり興味のない方も、名画を鑑賞する手がかりとして読んでみると面白いと思います。

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名画と読むイエス・キリストの物語の作品紹介

ドラマティックなイエス・キリストの物語画は、独創的な表現に満ちた傑作・名作のオンパレード。イエスのおおまかな生涯を知った上で西洋名画を楽しみたい-そう願う人のための、これは手引書である。

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