「おっさんレンタル」日記

  • 88人登録
  • 3.55評価
    • (3)
    • (6)
    • (10)
    • (1)
    • (0)
  • 11レビュー
著者 : 西本貴信
  • 大和書房 (2014年12月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479392682

「おっさんレンタル」日記の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 知る人ぞ知るサービス・職業「おっさんレンタル」、その実態が実体験のもと記されている。
    「スキル・経験が有り、結構イケてる」と勘違い中のおっさんを一時間千円からレンタル出来るサービス。
    読む前は、面白可笑しく書かれたエッセイだろうというイメージだったけど、思っていた以上に人間ドラマに溢れていた。
    相談に乗ったり愚痴を聞いたりする事が多いため、「話を聞くだけでお金を貰える仕事」と批判されたり、試されるような過酷な依頼が来たり、かなり重い人生相談を受けたり、生半可な気持ちでは出来ない仕事の上に理解され難いという実情も伺える。
    著者は家族の理解に恵まれていて、だからこそ生じた甘えを自覚して反省したり、本当に家族とこの仕事を誇りに思って大切にしている様子が伝わり、好感が持てた。
    この副業をしなくても本業がきちんとあり、家庭もあり、しなければならない必要に迫られて始めた仕事ではないにも関わらず、必然だったように著者とこのサービスを始めた事と依頼者達は結びついた。
    その結果著者は「人は誰かに必要とされる、認められることで、本当に生きてる実感を持てる」という気づきに行き着いた。
    今日もどこかでレンタルされたおっさんが、予期せぬ大変な依頼や、素敵な体験を積み重ねているのだろうと思う。

  • おっさんだから出来た副業なのかなと思います。
    依頼内容に相談が多いというの、わかります。多くの人は誰かに話を聞いてほしい。だけど誰に話したらいいのかわからない。
    著者が最後に言っていたように、依頼を通して著者自身が人生の輝きを見つけ変わったた。人との触れ合いは自分を成長させてくれる。
    面白いところに目をつけたなと思います。

  • 妻の友人の薦めで読んだ。1000円で主人公(おっさん)がレンタルされ、そこで出会った人や家族との話。レンタル先で悩みを聞いたりする仕事をするうちに、最終章では仕事への向き合い方や家族や自分自身について考え直すようすがよかった。

  • おっさん、家族ほったらかしで何してんだよ、って思ったけど、最終的には家族を省みてたからよかったよ

  • おっさんレンタルという商売は、何かのメディアで聞いていたので、どんな依頼が来ているのか興味があって手にとってみた。
    書籍にする際には、良い話ばかりまとめているとは思うが、心温まるエピソードが多く掲載されている。

  • 「おっさん」は著者西本氏本人。1時間1000円の「おっさん」をレンタルする人は様々。90歳のご婦人、早くに父を亡くした青年、好きな女性に告白できない男性、裕福な家の女子医学生、母子家庭の子ども…。心に傷を負っていたり悩みを抱えていたり、そんな依頼者たちに優しく、ときには厳しく接する西本氏はこう語る。「おっさん」を尊敬され、頼りにされる存在にしたいと。

  • 爽やかライトな人情小説のようで全て実話。思いつきで始めた、1時間1,000円で自身を貸し出す「おっさんレンタル」への依頼は、話を聞いてほしい、叱ってほしい、仲介をしてほしい、子供と遊んでほしい…。会うまで依頼内容がわからない体当たりのサービスの実録に満ちる素直さの効能は正に、心の整体、とでも呼びたくなる。思わず著者の西本氏に会ってみたくなるものの、本書読了するころにはあたかも実際にお会いして洗いざらいぶちまけあったようなとてつもない爽快感を覚えている。すごいおっさんだ。

  • 思いつきがすごい!商売にするところが。

  •  様々な人の人生模様をコンパクトにまとめた1冊

  • コミカルなものを期待していたが いい話系だった
    善良にまとめすぎな気もするが・・

全11件中 1 - 10件を表示

西本貴信の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
村田 沙耶香
池井戸 潤
川村 元気
佐々木 圭一
ヴィクトール・E...
いとう せいこう
有効な右矢印 無効な右矢印

「おっさんレンタル」日記を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

「おっさんレンタル」日記を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

「おっさんレンタル」日記を本棚に「積読」で登録しているひと

「おっさんレンタル」日記のKindle版

ツイートする