- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479392743
感想・レビュー・書評
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福岡から上京し、東京で生きる日々を綴った、筆者のエッセイ。
“東京”という磁場に惹きつけられる筆者の心模様と故郷に対する複雑な思い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
http://lineblog.me/ha_chu/archives/67276069.html つながりで。故郷を憎み、東京に溶け込み、東京の人になろうとして、なのに東京でも屹立してる人でなければ、東京の人だなんて言えない気がして、生活を削って華やかなものを纏うことのアンバランスさに気づいたり、もしも死ぬならダンスフロアで死ねたらいいという思いに自らの「生命力」を感じたり。ここまで自分をさらけ出し、痛めつけ、それでも東京への愛と憎んでいたはずの故郷への愛を確認する、凛とした姿勢を感じた。
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もっと早く彼女の著作に出会いたかったなあと思う。自分のことじゃないかと思える箇所がありすぎた。哀しき共感。
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エヴァのサルベージ計画を連想してしまった。東京というハコで、LCLが流れだして、プラグスーツを着た雨宮さんが液体に同化してしまう。読んでるとき、頭のなかで♪私に還りなさい ~♪て、「魂のルフラン」が鳴っていました。東京は電車で気軽にいける場所だった私は、計画にまぜてもらえない。共感はないけど、繰り返し読みます。
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2016/12/2 読了
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ちょっと、感傷的すぎかな。
何かで誰かが紹介していた本。気になって図書館で借りた。
東京を生きるとは。
上京がどのようなものか、私にはきっとずっとわからないんだろうなあ。
くるりの「東京」もきのこ帝国の「東京」もいい曲だなと思うし、とても好きだけれど。 -
914.6
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著者の作品は今のところどれも好き。
出身がなんとも中途半端な関東のとある県ということもあって、東京という街の存在の強さや業の深さが今ひとつ分からずにいる。
でも東京が好きで好きで、そこに生きる人の物語にはすごく惹かれる。 -
女性で初めてのAV編集者
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私はここにいるべきじゃないと感じながらも、本当は空っぽなのではないかという恐怖。
ただ眠りたい。