幸福のレッスン

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 161
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479392835

感想・レビュー・書評

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  • 著書の他の作品でも紹介されている内容があるので被ることがあると思いますが、シンプルかつ言い得て妙な内容が多く、勉強になります。

  • 自分のことがさっぱりわからないので自分の幸福について考えるヒントになればと思い購入しました。
    特に印象に残ったのが0か100かを目指さない、悩むことと考えることは違うという言葉でした。
    まず68点くらいの自分を目標にコツコツ頑張っていこうと思います。

  • 鴻上さんの著書「幸福のレッスン」には、「心のバランスを失うことを恐れない」という一節があります。
    「えっ、どうして?、心のバランスを失ったら、ちょっと怖いんじゃないの?」と思いましたが、本文を読んだ後、「失う」のと「崩れる」のは違うよねと気が付きました。

    「心のバランスを失う」というのは、心のバランスを激しく揺さぶられること。
    ものすごく怒ったり、嬉しかったり、悲しかったりすることです。
    夢中になったり、一生懸命になったりすことと言いかえられるかもしれません。

    鴻上さんは、「大きな喜びをくれるものは大きな苦しみもくれる。そう覚悟して、心のバランスを失うことをおそれないようにする」ことを提案しています。

    感情を心の中に閉じ込めていると、感情が壊れてしまうので、感情をさまざまに動かすことが必要だと説明しています。

    夢中になったり、一生懸命になったりすることから、逃げてはいけない。
    それが、心のバランスを失うことを恐れない。ということだと理解しました。

    「私にとって、何が幸福か?」をみつける手がかりをくれる本。
    ちょっと壁にぶつかっているなとか、人生の節目という方にお勧めの一冊。

  • 考える。感じる。考える。感じる。

    10年後からタイムスリップしてきた、っていうのが面白いな。

  • 鴻上の本は有る程度以上の共感と説得力を持っている。ただ、ところどころ反発したくなるあたりや薄いなって思わせるところもある。

    世間と社会だけではないと思うし、社会の捉え方もどうなんだろうなと思うところもある。

著者プロフィール

著者等紹介
鴻上尚史[コウカミショウジ]
1958年8月2日生まれ。愛媛県新居浜市出身。早稲田大学法学部卒業。劇作家・演出家・エッセイスト・小説家

「2023年 『ヘルメットをかぶった君に会いたい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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