言葉が鍛えられる場所

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著者 : 平川克美
  • 大和書房 (2016年5月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479392903

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言葉が鍛えられる場所の感想・レビュー・書評

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  • 言葉は虚しいときもあるけど、それを経験しないとわからない切実なメッセージがある。

  • 詩というものにふれたことがない。言葉を徹底的に削ぎ落とした詩が俳句なんだと思っているが、そういう概念みたいなものを考えるだけで、そういったたぐいのものにほとんど関心を持ったことがない。そんな人間に詩の解説をされても、よくわからないというのが本音ではあるが、この作者が言葉を紡ぎ出す時にどれだけ考えて書いているのか、その丁寧な文章から推し測る事ができる。

  • 仕事には、ワークという言葉以外に、コーリング、ヴォケーションという英語がありますよね。後者は、天職と訳すべき言葉であり、わたしたちはひたすら天職を求めて生きているのだろうと思います。

    鍛えられた言葉は、いつも、見えるもの、存在、充足、正確さというものの背後に、見えないもの、不在、欠落、遅れを導き入れるのです。そうすることによって、「いま・ここ」の世界は、「いまでない・ここでない」世界によって成り立っていることを教えてくれます。

  • 言葉と詩について書いてある本書の内容に共感できる。引用する詩は難しいものが多いが、筆者の視点が分かりやすい。▼「嘘」(P164~)……後ろめたさという制御……この人(安倍総理)の言葉には何か決定的に重要なものが欠落しているとしか思えないのです。いつも、自分というものを棚上げにしたところで、相手を打ち負かす道具としてだけ、言葉が存在しているということであり、後ろめたさなしに、嘘が言えるということなのでしょうか。これほど言葉をぞんざいに扱うものに、どうして信を置くことができるでしょうか。▼詩人とは政治家の対極にある場所から言葉を発するものです。ひとつの言葉に、自らの全重量を載せるようにして、言葉を紡ぎだそうとするもの。

  • ブルキナファソの友人がいる
    彼の話す言葉はフランス語とジュラ語
    もちろん、
    私は話せない
    でも、出逢った時から
    なにか惹かれるものがあり
    「言葉」にかんしては
    それほど苦労したということがない
    むしろ、うまく伝えられないところを
    楽しむほどのところだったような気もする

    日本語で話し合える友人がいる
    日本語であるがゆえに
    時には 最良の表現を探せども
    うまく見つからないことが ままある

    言葉は難しい
    言葉はおもしろい

    「大事より些事が大事」
    深くうなづいてしまった
    生きていく上での極意とも思った

  • 16/09/04。

  • 「言葉」についての感性が磨かれる一冊。
    普段は意識せずに使用している言葉の深さと限界を感じることができる。

  • 本書はご本人曰く、初の「文芸もの」。
    「言葉」が隠蔽しようとしているものが何であるのかについて。
    「言葉」に強いこだわりを持って、紹介された何篇かの詩や言葉。
    「ここで取り上げた詩作品の素晴らしさを読者と共有できるだけでも、この本を著した甲斐がある」とまえがきにあったけれど、共感したり、「国境を越えた文体」に圧倒されたり。どれも思わず書きとめておきたくなるような18章だった。青年時代の平川さんにもお会いできたようで、嬉しかったので★★★★★

  • 詩を引用してその感想などをライトに綴った一冊。冷蔵庫の下りなんかは再読したい

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