おれに訊くんじゃない―近そうで遠い男と女のハナシ

著者 :
  • 大和書房
3.45
  • (1)
  • (3)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479680581

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 作家奥田英朗がコピーライター時代に女性誌に連載していたものをまとめた本。
    その後の作家としての作品に通じるであろう視点や物事の捉え方が面白かった。

  • 普遍的な男女間のふかーーーーーーい溝がテーマのエッセイ。ここまで生き物として性質が異なる男女が、なぜ恋愛とか結婚とかできるのか、逆に不思議になるわ。
    話題はやや古いが(1990年代)。吉田栄作でてきた。

  • これくらいサラサラと文章が書けたら楽しいだろうな。
    実際は苦労して書いているのかもしれませんが、それを感じさせない滑らかな文章を書けるのは素晴らしいです。

    美人を装われると誰かが美人と言わないと物事が進まない、というのはすごく面白い考察というか表現ですね。
    「結局無邪気には勝てない」、まさに。

  • 読み返し本。

    元コピーライターということで、はっきりわかりやすくまとまってる言葉の表現がツボ。

    ふんふん同意、共感~で、ダイスキ。

  • 男と女ってどうしてこんなに感じ方が違うんだろう。永遠に解ききれないこの不思議を鋭くウォッチング。ちょっぴり辛口、なのになぜか納得の、おもしろ本音エッセイ。

  • 未読

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。近著に『罪の轍』。

「2021年 『邪魔(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

奥田英朗の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×