泣かない子供

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著者 : 江國香織
  • 大和書房 (1996年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479681113

泣かない子供の感想・レビュー・書評

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  • 作家が選ぶ本は興味深かったです。「バンビ」の原作を読んでみたくなりました。

  • 読書記録などもあり、興味深かったけど、全体的にあまり締まりのない内容だった感じ。

  • 短いエッセイ8年分。家族のことや子どもの頃のことが多い。「ママには内緒」の、脂とり紙に脂がつかず、お父さんが脂とり紙を透明にするのを羨ましがる子ども時代の筆者がとてもかわいい。

  • 江國さん独特の捉え方や物の見定め方が、文章を読んでいてスッと馴染む。
    清々しいような快感ではなく、優しく包み込むような穏やかさがあり読むとホッとする。

  • 江國香織向けの夜というのがある。答えのない問題に打ち拉がれて、心が泣いている夜だ。どっぷりつかってはまって、夢にまでみるほど。
    江國香織さんの文章は、たとえエッセイであれど、どこか哀しみに満ちていて、代わりに泣いてくれるから読み終えると時々スッキリする。出口の見えなかった考えが、それでいいんだと思える。

  •  日々の香り漂うエッセイ集。しかし、香りすぎない。

    『泣かない子供』は、強くて弱い。不透明で、信じたいけれど心細く揺れる。

     特定の作家の作品を気に入ると、どんな人が産みの親なのか気になることがある。だが、それを全部知ってしまったら、つまらないだろうなとも思う。
     江國香織のエッセイ集は、数出ている。最近では雑誌への登場も、びっくりするほど多い。でも、プライベートに関しては、記事にどこか心もとなさが残っていることが多くて、助かる。

     無粋なまねをしない人なのだろう。
     日々のことや、食べた物飲んだ物、行った場所、読んだ本についてなど、さまざまなことが綴られている。けれど、読者の疑問には全然答えちゃいない。私生活について書いていても、暴露話なんてものからは程遠い。
     この不安な距離感がいい。

     と、ここまでは、江國さんのエッセイ全般を通じて感じていること。

     さらに言えば、最近のエッセイ集の方が、清潔感にあふれていてまとまりがいい。

    『泣かない子供』からは、ちょっと違う何かを感じた。

     この中の数編は比較的古い作品らしく、最近の江國作品を読みなれた目には、逆に新鮮にうつった。

     客観的な感じがかすれて、爽やかな中にもいい香り以外の、かすかな生っぽさが、肉声が、感じられた。ほんのわずかな違いなのだろうが……。

     他のエッセイだと、もうちょっと抑制がきき、作品化されている。「これも物語かもしれない」と思いながら読んでいるのだが。

     特に どっくんっ と来たのが、不倫の話題だった。何故か、読んでいるうちに泣きたくなってきた。やっぱり、ひそかに生な感じ、痛々しいからだ。びっくりして、気持ちをさっと引っ込めた。女には、突然に爆泣したくなることがある。気をつけよう。

     余談であるが、「國」の字をよく「国」にしている人を見かける。感心はしない。

    カルチャーレビューサイトkhipus掲載分
    <けれども、かすかになまぐさい>

  • 1998年5月4日読了。
    1999年9月再読。

  • 2002/1/27読了

  • 2006 8 10

    フラメンコの表現が凄く好き。

  • 妹の不在とその影響(スケジューリングと相撲)・余分なことのための街(銀座和光前)・静岡まで、ようかんを・夜明けの逃亡(ホテルに缶詰)・海!(真夜中の千倉)・一人でお茶を・違和感の楽しみ(映画館を出て)

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