- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479681113
作品紹介・あらすじ
いままでに出会った人たち、風景、匂い、出来事-。幸福なのもせつないのも、すべて透明な光を通す、強くて心細いエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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読書記録などもあり、興味深かったけど、全体的にあまり締まりのない内容だった感じ。
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短いエッセイ8年分。家族のことや子どもの頃のことが多い。「ママには内緒」の、脂とり紙に脂がつかず、お父さんが脂とり紙を透明にするのを羨ましがる子ども時代の筆者がとてもかわいい。
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江國さん独特の捉え方や物の見定め方が、文章を読んでいてスッと馴染む。
清々しいような快感ではなく、優しく包み込むような穏やかさがあり読むとホッとする。 -
江國香織向けの夜というのがある。答えのない問題に打ち拉がれて、心が泣いている夜だ。どっぷりつかってはまって、夢にまでみるほど。
江國香織さんの文章は、たとえエッセイであれど、どこか哀しみに満ちていて、代わりに泣いてくれるから読み終えると時々スッキリする。出口の見えなかった考えが、それでいいんだと思える。 -
1998年5月4日読了。
1999年9月再読。 -
2002/1/27読了
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2006 8 10
フラメンコの表現が凄く好き。 -
エッセイ集です。
妹さんの仲の良いことがよく分かります。
やっぱり、江國さんの結婚観が出ていて面白いです。