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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
彼女の小説はあまり読みませんが、犬と音楽がメインのこの作品は共感を感じられる箇所がありました。
ただ、同じ犬飼いとして、この擬人化と飼い方は疑問。
江國さんの雨に対するまなざし、姿勢からおおらかな愛を感じた。私も大切な人たちを江國さんが雨を見つめるようにして丁寧に理解したい。敬愛の念を忘れずに。
この本はこれ一冊では完結しない。楽しみは読了した後も持続する。音楽を聴かなくちゃ。
江國作品ファンの中でも、まるで作品の中に音楽が流れているかのような音楽が織り込まれた世界観が好きだというファンはきっとそう思うだろうし、そんな人たちにはたまらない一冊。
曲のタイトルが筆記体で刻まれた装丁も好き。
これを眺めあるいは時々この本を開いて聴く音楽を吟味するのも良いかもしれない。
「なつかしいニューヨーク」という考え方が気に入った。
私にとって、「京都」と「なつかしい京都」はどう違うかな。
音楽をかけて雨と時を過ごす江國さんを思うと平らかな心持になる。
しっとりしていて「まったり」した気持ちになれる作品。
「雨」は著者の飼うアメリカン・コッカスパニエル(オス)のお名前のこと。お気に入りの音楽をBGMに、「雨」とたわむれる日常を描くエッセイ。
カーリー・サイモン、フレディ・マーキュリー、スティング、シンプリー・レッド、スザンヌ・ヴェガ・・・。年代が近いせいか、半分くらいは知っている曲が登場するから親しみがわく。
「雨」とのたわむれをユーモラスに描きつつ、音楽について語るという展開も和やかで癒される。
てっきり小説だと思って借りたら、「雨」という名前の犬と音楽のことについて書かれたエッセイ。江國さんは、今まで何となく牽制していたのだが、一度読んでみたら、面白かったので、いろいろ借りてみた一冊。ことばが素敵。
なんども読んでる大好きな1冊(^0^)
犬がいない生活なんて考えられない。
なんだか不安定なんだけど完璧な、江國さんと雨ちゃんの毎日は理想です。
はなも炭酸はのめない☆
2011...子犬を飼った。
名前は雨。
おしゃれなエッセイ。
「雨」は犬の名。
書かれている音楽の話題は、洋楽ファンならメジャーなものばかり。スザンヌ・ヴェガは「東京タワー」でも小道具の一つにあがっていた。
それぞれのバンドや楽曲にシンパシーを感じて、筆者と距離感がないのがいいなぁ。
アメリカンコッカーの雨と音楽にまつわるエッセー。
そこに満ちる空気感とか音楽から漂ってくるムード、感情を卓抜した言葉で繊細に表現する彼女の上手さに、やっぱり舌を巻く。
雨の生活は江國香織にあわせるから不規則だ。犬らしく、朝に夕にと決まった時間に散歩をしている気配もない。彼女にとっての雨はかけがえのない相棒らしい。そして『雨もお酒が飲めればいいのに、と私は思う。そうしたらこういう午後には、一緒によっぱらたりできるのに。(P.126)』
そうそう、犬と暮らしていると”あなただけだね、わたしに寄り添ってくれるのは”と思うときがある。世話をしてあげてるようで、気持ちのところでは世話になっているんだよね。
犬と人間のほんわかした進みで、犬を飼ったことのある人なら、あぁわかるわかると、想像できて自分の飼い犬と比べてみたり、仕草を思い出してみたりと、暖かな気持ちになる。
久しぶりに彼女の本を読む。小説は、きらきらひかる以外は、全然心に寄り添ってこなかったんだよねーでも、薄い本というだけで手に取ったの。でね、なんだこりゃ。好き。お得意の句読点と括弧の有効利用。
エッセー。
わんこが欲しくてたまらない今のchienowaにとってはたまらなかった!!
犬と暮らす伝えきれない程の愛おしさと、少しだけれど時々顔をだす、心細さ。
たいせつなものって、いくら見てても、飽きないんだよねえ。
犬の「雨」との暮らしを音楽と綴る詩集のように美しいエッセイ。雨の犬らしさも、音楽の時代性も煩雑さも江國香織の手にかかればたったの一行で普遍的な輝きを放つ。なんでもない日々のちょっとした美しさや愛しさは江國香織だなぁって思わせる要素のひとつだと思う。
でもこの本すきじゃなかった(*゜∇゜*)連載で一ヶ月に一回分だったらそれこそとても美しいしはっとするんだけど、本になってしまうと飽きる!こーゆーのはちょっとだからいいんだょ!まぁ元が連載モノだから仕方ないけども。
毎度毎度江國さんの本はタイトルが日本人離れしてておしゃれだと思う。
大学生の時に生協で並んでて、それ以来ずっと読みたかった本。タイトルずるいなぁ。かわいいもの。
雨に対してちょっと飼い主バカな視点と雨のやんちゃぶりがセットで可愛い。結婚しても子供なんかいらないかも、とちょっとネガティブな選択をポジティブに考えてみたり。
「雨」という名前の犬と、音楽について綴られたエッセイ。
音楽を聴いて浮かぶ情景がとても綺麗に書いてある。
あと、犬がいる生活っていいな、と思わされる本。
読み終わると、温かい飲み物を飲んだ時みたいに、心がほんわか温かくなる。
ゆっくりした休日に、オススメ。
飼い犬の雨と音楽の話が半分ずつ。私は犬も音楽もほぼ無知なのですが…。江國さんと雨の暮らしが垣間見れました。雨を家族として、友達?として大好きなことがつたわってきます。
エッセイというか、犬と「私」の日常を描いた小説みたいな本でした。外では雨が降っているのに、部屋のなかでまったり音楽を聴くのはなんてぜいたくだろうとおもいました。
江國さんの愛犬・雨(アメリカン・コッカスパニエル)と音楽について書かれたエッセイ集です。
これと言って心に残った話は無い、と思います。
つーっと水のように流れていってしまいました。
きっと、江國さんの愛犬と好きな歌たちに対する興味が薄いのでしょう。
私は自分にしか興味がないのかもしれません。自分の知っている曲が紹介されていたり、自分が犬を飼った経験があったりすれば、きっと水のように流れていかずに、カツンと引っかかるものがあったと思うのです。
たなぞうのアヴォカドさんの連想に触発されて本棚から引っこ抜いてきました。2004年刊のこの単行本の「はじめに」で、「雨」はアメリカン・コッカスパニエルの二歳、「おわりに」の時点では既に六歳。そう、雨とは江國香織さんの愛犬の名前です。雑誌「クウネル」の書簡で、雨のその後も知っているだけに、今読むと、かえって懐かしかったり。巻末にコピーライトが挙げられている曲が10曲。どれも想起できる。「猫派」の私ですが、雨のようなすてきに無邪気な生き物を愛する気持ちはわかります。それに、私の世代にとってコッカスパニエルは、「レディちゃん」の代名詞だもの。雨のこの季節に雨が好きなコッカスパニエルの雨のために音楽を流しながら雨音に合わせてまた読もう。雨と私の違うところ……、私はコーラがのめるよ、そして大好きだよ(コーラは身体に悪いとみんなが言うからホントに厳選した場面でだけ堪能するんだけど)!!
大学近くの図書館入口に「雨にまつわる本」として取り上げられており、タイトルが気になったので借りてみた。
小説だと思ったらエッセイだったのには面喰った。
洋楽のことは全く知らないので、あまり楽しめなかったのは残念。しかし、筆者の愛犬である「雨」の描写がとても可愛らしく、洋楽にしても一つ一つの表現が巧みで、著者の言葉引き出しの多さ、表現力には舌を巻いた。
犬好き、洋楽をよく聞く人には楽しめると思う。
まず題名に惹かれる。
雨がコーラを飲む?
読み始めて、飼い犬の名前だと知る。
そこから音楽に絡めながら文字が進む。
雨(犬)と音楽の本。
言ってしまえばそれだけであるが、雨の日の静けさが文章で伝わってくる、いつしかの著者の気持ちややるせなさが今の自分に浸透する。
タバコもお酒もこの中では必要要因であり、耽美なものである。
淡々と綴られただけではないエッセイ。
雨の日に静かに読みたい。

初江國香織。小説だと思ったら、音楽と愛犬にまつわるエッセイだった。
著者の折々にふれてきた音楽たち、主に洋楽。
一つ一つに適切で繊細な表現力。果たして私は音楽を聴くとき、こんなに言葉に変換できるだ...





