「緊張」から自分を救う本―アガリ性を逆手にとる方法

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479770893

感想・レビュー・書評

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  • 自己啓発

  • 緊張してていいんだ!その気持ちを肯定して上げることが和らげることにつながるのですのね。
     なかなか楽しく考えられるように書かれていて
    とてもよかったです。

  • とにかくあがり症の私。
    今までは、(性格だから)と特に対策も講じてきませんでしたが、そろそろ自分の意識次第で治せるならば、何とかしたいと、前向きに考えようと、この本を手に取りました。

    人が人前で緊張するのは、信頼を失うことに対する恐れと不安からで、それはつまるところ、自己呈示(セルププレゼンテーション)があるからだと説明されます。
    人からミスや欠点を指摘されるのを恐れる気持ちが、緊張を呼び込んでしまうということ。
    これは人間関係、評価を大切にする、人特有の考えだそうですが、なんだか堂々巡りのトラップに陥っているわけですね。

    丹田呼吸法が紹介されていました。
    また、落ち着くフレーズを繰り返すことが大事だそうです。
    また、ツボを押すなど、とにかく「そこ」から気をそらすことがポイントだと書かれていました。
    そういった対処法を持っていたら、少なくとも気分転換になることは間違いありません。

    また、視点を変えて「緊張のない人生はつまらない」という話も載っていました。
    緊張しやすい人は、まじめでデリケートで感受性が強い、素敵な人だと書かれており、あがり症の自分をマイナスに受け止めないようにと配慮に満ちた書かれ方がされていました。

    たしかに、ネガティブイメージを持つと、そこにとらわれてしまって、さらに自信が持てなくなってしまうため、堂々と上がり症の自分を認めて、付き合っていければいいのでしょう。

    緊張を解く特効薬はないため、避けずに受け止めるべきだと、本文中にも書いてあります。
    なんだか絶望的な気分になりますが、緊張しない人はいないのだと聞くと、(それなら仕方ないな)とあきらめ感も出てきます。
    そういった、気持ちを抜くことが一番緊張を解く近道なんですね。

    本番で失敗しないよう、リハーサルを行うものですが、その大切な目的は、最後の練習や場馴れということよりも、成功イメージを作り実感することだと書かれてあり、そう考えたことがなかったため、(なるほど)と新鮮に思いました。
    とにかく気持ちの上で無理しないことが一番大事だということですね。
    無理をしても、いいことはないようです。
    頑張りすぎず、気負わずに、いかなる時も自然体でいられるようになりたいものです。

  • 自分自身の緊張
    緊張している人との接し方

    など 自分自身も人と捉えれば 対人対応の本と
    言えるかも知れない

     ありのままに話を聞く

    というところに 至極納得 
     自分の意見
     正しさよりも ありのまま そのままの話をしっかりときこう
    と思った

  • 読んだんだけどなー。むむ。。。

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著者プロフィール

東京学芸大学大学院教育学研究科修了。都内の精神科クリニック勤務を経て、現在、株式会社ジャパンEAPシステムズ取締役副社長。EAPコンサルタントとして、主に勤労者の相談業務を行っている。臨床心理士、精神保健福祉士、2級キャリア・コンサルティング技能士の資格を持ち、早稲田大学・お茶の水女子大学・法政大学大学院にて兼任講師を務める

「2019年 『電車に乗れない人たち 最新版 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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