絶滅企業に学べ! 今はなき人気企業に学ぶ10の「勝因」と「敗因」

著者 :
  • 大和書房
3.19
  • (0)
  • (8)
  • (16)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 83
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479771951

作品紹介・あらすじ

1つは「温故知新」。絶滅企業がかつて繁栄を誇ったノウハウから、未来へのヒントを見つけてほしい。もう1つは「反面教師」。絶滅企業に至った理由を知ることで、同じ過ちを繰り返さないでほしい。この2つが、キーワードだ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ほぼほぼ知らない企業だったので、そんな初心者向けには内容が掴みやすく、読みやすかったです。

    あとがきにあった「春木屋理論」はシンプルにほほうという感じですね。

  • 企業経営を、失敗事例から学ぶことは、
    非常に意味と意義のあることでして…、
    本作品では、
    バラエティに富む10社の失敗事例が、
    同じ尺度で、紹介されておりますが…、

    様々なデータを、多角的に分析した、
    客観的な評価、といぅよりは、
    表面的な歴史的事象をトレースした、
    主観的な印象、といぅ感じで、
    正直なところ、期待外れな内容でした。

    「絶滅企業」
    といぅキャッチ―なコピーも含め、
    あとがきや奥付を読んでみると、
    著者の指南役さん(グループ)は、
    放送作家さん、みたぃですね…。

    なるほど、本作品の、
    2時間スペシャル?的な構成と内容に、
    みょ~に納得しました…。

    雑学書を期待されていた方には、
    ちょうどいぃ作品だと思いますが…、
    ビジネス書を期待されていた方には、
    的外れな内容だったかと思います…?
    ボクは後者なので、評価はふつぅ…。

  • かつて繁栄し、今はなくなった企業10を紹介。繁栄と衰退の理由を記載している。
    失敗に学べる作品。
    山一証券は法人にこだわってバブルで倒産。
    倒産した後も今の日本に影響を残している。

  • 失敗談は面白い。他人事だから。これを自分に生かすことができれば良いのだけれど、なかなかそうはいかない。実際、「似た事例」はあっても「同じ事例」がないのが経営というものだしね。

  • フォーライフ、大映、虫プロ、パンナム、セゾン、アラビア石油、鈴木商店、中島飛行機、山一証券、満鉄調査部、、
    滅んだ企業のいいとことも見返してみようよといった本。

    いろいろなエピソードが詳しく書かれていているので面白いが、何か応用が効くかというと、、難しいかもしれない。教訓の部分まとめ方が淡白だからかもしれない。

  • ◾︎2015/08/08読了
    ◾︎一時繁栄し今はもうない企業10社の勝因と敗因を、ストーリー仕立てで解説。
    ◾︎10社の経緯はそれぞれ興味深い。しかし、分析はそれほど深いとは思わなかった。最後のまとめの教訓も、ありふれた内容。

  • 絶滅する前は、繁栄していた企業なのだから、どこで地雷を踏んだのかを調べておくのは重要。

  • 2015年3月刊。セゾングループ、山一證券、中島飛行機など、かつて存在していた10の巨大企業の始まり、繁栄、そして終焉。
    指南役さんは物語をドラマチックに書くのがうまい。短い文で、臨場感たっぷりな文体、好きです。

    【引用メモ】
    それまで「区役所通り」と呼ばれていた坂道を「公園通り」と呼び名を変え、さらに道沿いに「VIA PARCO」の看板を掲げた。要は、渋谷駅からのアプローチもパルコの演出するアイテムの1つとして考えたのだ。1973年6月、渋谷パルコがオープンし、同館は瞬く間に社会現象となった。(p.129 セゾングループ)

  • テーマは面白そうだったが、過去の失敗を分析して生かそう!的なこと言っておられるのはアレ。n=1でどうこう言われましても… 調べたら著者は放送作家らしい。いやはや。まあ立ち読み切っちゃったけど。

  • なかなか倒産の原因から、未来に活かすことは難しい気がする。どうしても後から見ると結果論になってしまうし。
    とはいえ、昔話+αとしてはそれなりに読めた本でした。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

メディアプランナー。代表・草場滋。1995年「ソニー・アート・アーティスト・オーディション」入賞。1998年「フジテレビ・バラエティプランナー大賞」グランプリ。2001年より20年間、月刊誌「日経エンタテインメント!」(日経BP)にて『テレビ証券』を連載。2016年よりウェブサイト・チェリーにて『指南役のTVコンシェルジュ』を連載。ホイチョイ・プロダクションズのブレーンも務める。代表作にテレビ番組『逃走中』(フジテレビ)の企画原案、ドラマ『東京007』(フジテレビ)の脚本、映画『バブルへGO!』(馬場康夫監督)の原作協力など。著書に『タイムウォーカー~時間旅行代理店』(ダイヤモンド社)、『キミがこの本を買ったワケ』(扶桑社)、『空気のトリセツ』(ポプラ社)、『「考え方」の考え方』『テレビは余命7年』(大和書房)、『幻の1940年計画』(アスペクト)、『「朝ドラ」一人勝ちの法則』(光文社新書)など。

「2022年 『黄金の6年間 1978-1983 ~素晴らしきエンタメ青春時代~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

指南役の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×