| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品からのみんなの引用
-
それはとても単純なことなのだが、だれも本当は「どうやれば、これ以上、求める気持ちをおさえて、今の自分に満足できるのか」を知らないから、なのではないか。
よく考えれば、『幸せの青い鳥』のような童話があるのも、「隣の芝生は青い」「ろうを得て蜀を望む」といった「うらやましすぎ、ほしがりすぎ」を戒めることわざや故事成語がたくさんあるのも、それだけだれかに「今のままでいいじゃない、これ以上はあきらめなさい」と教えるのはむずかしいからだとも考えられる。
― 127ページ -
所帯持ちで三十代の男なら、一歩外に出れば、「あたかも独り者であるかのように」働くことが可能だけれども、女の場合は、「正真正銘の独り者」として働くんです。そのうえ、三十五歳の女が独り者で働いていたときには、女性性の欠落者として見なされる。(『ザ・フェミニズム』筑摩書房)
― 101ページ -
マンションを買えた、ブランドものを集めた、というのがモノの要素や自分で手に入れる要素が強い「自分の証」であるのに対して、結婚は相手がいて、その相手が強く望んでくれなければできないという、他者から与えられる「自分の証」の最大級のものなのである。
そしてこの証がほかの物質的な証や仕事の業績による証と大きく違うのは、結婚には「女性として認められた」という自分が女性であること――これを女性性という――への肯定の要素も含まれていることである。
― 100ページ
みんなの感想・レビュー・書評
あれこれとくらべてしまう女子の世界。
これを手に入れれば人生が変わる、とか過剰に期待しすぎていないか。今の自分でも結構大丈夫、自分に信頼して寄りかかってみようという言葉が良かった。
何を幸せと感じるかはその人次第だし、
幸せや満足感は追求すればきりがない。
現状を受け入れて
ゆっくりやりすごすことも必要。
わかりやすいが
結局は巻末の三つのヒントにつきる。
悩みがなさそうないろいろな女性が悩むストーリーを見て、ああ、人と比べても仕方ないな、と納得。
エピソードで、あなたそんなになんでも持っているのになぜそんなに悩むの?という人がたくさんでてきます。つまり自分もある人からみたらそうみえるかもしれず、回りにある幸せに気づけないのは非常に残念に思えました。明日からがんはろ。
それにしても、男女平等といいはじめてずいぶんになるのに、今まで1番幸せだと感じたのは結婚したときです、とか言ってしまう女性のメンタリティはどうにかしたいものだと思いました。マンション買ったときです、とか、なにかで成功したときです、とか、他にないのでしょうか。
読んでいると、よっぽどの人じゃない限り覚えがあると感じる本だと思います(笑)少しずつ、私も変なあせりを取り除いていこうと思いました。
サヨナラ!あきらめられない症候群を加筆修正した文庫。
制約のない人生に、何を自分が成し遂げても満足しない。いまの自分に満足することがない。
二回読みました。情報社会の今日、ついつい自分の生き方を他人と比べてしまい悩んでしまう。「しっかり意志を持って生きなさいよ!」ってアドバイスされても…。分かっちゃいるけど、なかなかそこまで辿りつけないんですよね。私も随分時間が掛かりましたから。。。
他人のいいところばかりを見て、自信を失い、卑下して酒、薬に依存していく人々の事例を挙げている。解決方法は最後の数ページに書いてある。引用文に集約されている。”それまで自己肯定を妨害していた、いろいろな外圧を取り除き、「あれもこれも」とあせる気持ちを抑えて、肩の力を抜いて「これはいいか」と思えるようになっただけなのだ。それだけで、ちゃんと自信は戻ってくるし、「私もまあまあじゃない」と自分を肯定することもできるようになる。もう人とくらべる必要は、ないのだ。”
2011/6/20
146.8||カ (4階哲学)
「人目を気にして、いちいち誰かとくらべてしまう」
そんな経験ありませんか?
そろそろ“勝ち”にこだわるの、
やめません?
他人とくらべたために、自分がすでに持っている幸せが見えなくなるなんて、本当にもったいない。
結婚、仕事、学歴、年収、競争社会に組みこまれた私たちが、“くらべない”で生きる方法。
『しがみつかない生き方 : 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール』の続編
肌のつやもよく、チヤホヤされていた20代を仕事とともに駆け抜けて、いつの間にかチヤホヤも肌のツヤもなくなったことに気がついた30代女性が、さらに何かを求めていくがいっこうに満足感が得られない・・・そんな読者を対象にした一冊。
人間という動物は求め始めると、次々とエスカレーションしていき、一向に満足は得られません。さらには「隣の芝」に嫉妬しだすと、これまた永遠な不幸が訪れるでしょう。
そうではなく、あるがまま、今の自分を客観的に見て、無理しなくてもいいというか、自分を受け入れて、心満たされた生活をしていくことが最もいいんですね。
と言うものの、頭ではわかっていても、なかなか実現できないのが、これまた人間の性でしょうか。まぁ、これまた自分ということで。
現代女性の抱える悩みについて精神科医の著者が優しく答えを導く。
でも自分はあまり人と比べたり羨ましく思ったりしないので、深く共感したりはしなかったけど、まぁ読みやすいタイプの本です。
みんなそんなに悩んでるのかな~(笑)
★P.N ほっしー さんのおすすめコメント★
勝ち組とか負け組とか・・・そんなことどーでもいいじゃないか!
『ステータス』『結婚相手』『親and子ども』『人間関係』etc・・・
【人とくらべて幸せかどうか】 考えてネガティブになっていませんか?
そんな時、手にとってほしい一冊です。
※前向きに頑張っている人は読まないで下さい。
OPACへ ⇒ http://opac.musashino-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?materialid=11287480
確かに読むと気持ちが楽になる反面、もっと頑張れなくなってしまう気がして、怖い。ただ自分の幸福感や生き方を他人との比較でしか、測れない今の自分に対して、警戒感を感じた一冊。インターネットをはじめ、情報が多くて、知らなくてもいいことまで瞬時に比較して一喜一憂している今の暮らしに反省した。自分の実感、ありき!
わかりやすい勝ちの証としての「結婚」が象徴とか、なるほど、それはあるかもな。とうなずけることがいっぱい。電話占いなどの不安取り除きビジネスがあることは初めて知った。
他人と比べて劣等感を感じ、自分が幸せでないと感じてしまう人が増えているようです。「お金」や「マンション」・「結婚相手」など、幸せの証を得ることを目標とせず、自分らしく生きるための方法を考えるきっかけになる本です。(2010.6.29)
女性向けの本だな。別に結婚とか仕事とかどうでもいいじゃんって感じしてしまう。生き方を追求するなら何かを代償にしなければならない。
母親が私みたいになってほしくない、というな。
女性って、どうしてわかりやすい勝ちが欲しいんだろうか。
満足されたら、社会が困る。
モノが売れなくなるから。
肩の力を抜いて、自己肯定して、まあいいかと思えるようになるだけで自信は戻ってくる。私もまあまあじゃない、と自分を肯定することもできるようになる。
「ん?私、また、意味のない方向に突っ走ってないかな?これさえ手に入れればすべてが変わる、なんて過剰に期待しすぎてないかな?」と落ち着いて考えてみることが大切だ。
不安や心配がわいてくるのはあたりまえ、
そのとき恐れずくらべず
ゆっくりやりすごせば大丈夫。
他人と「くらべない」ことの難しさ。目新しい話ではないが、くり返し話題になるくらい、「くらべない」ことは難しいのだろう。
子どもたちに対して親である私がどんな影響を与えてしまっているのかを考えると怖い。
ちょっとしんどかったので、手に取った。なんとなく自分の不調の原因が見えたような気がした。
とは言え、くらべる幸せもあるのだけれど。

「ひと目を気にして、いちいち誰かと比べてしまう。」
そのことで、羨ましく思ったり、落ち込んだりする。さらには、「自分はダメ人間」と、自分を責めたりする。人と自分を比べても、何の意味もないことだけど、...





