かわいい子には「こづかい」をあげるな! ‾誰も教えてくれなかった人生に本当に役立つ「お金の取り扱い方」‾

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著者 : 小泉俊昭
制作 : 泉 正人  泉 正人 
  • 大和書房 (2009年12月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479782087

かわいい子には「こづかい」をあげるな! ‾誰も教えてくれなかった人生に本当に役立つ「お金の取り扱い方」‾の感想・レビュー・書評

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  • ・お金は、子どもから大人まで、誰もが使うものなのに、私たちはお金の使い方を知らないまま、大人になっていきます。

    ・お金について何の知識も与えず、子どもにおこづかいだけ与えるのは、運転免許を持っていない人が、いきなり高速道路を運転するのと同じくらい危険な行為なのです。

    ・私は「こづかい」をあげることで子どもに正しいお金の使い方を伝えることはできないと思います。むしろ「こづかい制」は、お金に苦労する成人を作り出す原因の一つになると考えています。

    ・「こづかい」は「お金の無料プレゼント」。何の苦労もなく手に入る無料プレゼントからは、忍耐や管理力が学べないとしても、それは仕方のないことではないでしょうか?

    ・子どもの世界のいきなりのインフレがクリスマスやお正月、誕生日などのイベント。子どもに我慢や管理を教えようとしたのに、一方ではその努力を無意味と感じさせてしまうような出来事が毎年起きている・・・「こづかい制」をうまく変更して対応させるしか、子どもに我慢や管理を教えることはできないのではないかと私は思います。

    ・お金は労働の対価ではなく、貢献の対価。子どもが成長する過程で、「お金を得るためには人の役に立つことをするべき」ということを、教えていく必要があると思います。

    ・組織に属していれば、受身でもお金がもらえるという年功序列制度と、毎月決まった額が受け取れる「こづかい制」はある意味、とてもよく似ていたのです(「こづかい制」で育つと、将来会社依存の大人になる?)

    ・「お金というのは、黙って何もしないでいても誰かからもらえるというものではなくて、人の役に立ったり人に喜んでもらえることをしないと手に入らないものなんだよ。お金は、そのお礼としてくれる物なんだ。それなのに、誰かの役に立ったり喜ばせたりしないで毎月当たり前のようにお金をもらうのは、おかしいことだよね?なんの努力もしないで自動的にお金をもらうというのは間違っているし、人間としておかしくなっちゃうと、お父さんは信じているんだ。お父さんの考え方に反対する人もいるかもしれないけれど、お金というのはそういうものだと、お父さんは信じている。お父さんは君にダメな人間になってほしくないから、おこづかいはあげないことに決めているんだ」

    ・労働としてお金が発生する家事とは何か、あらかじめはっきりと決めておくこと。掃除、皿洗い、洗濯、買い物など、日々やらなければいけないもので、「労働」とみなせるようなものをきちんとやったときにはお金を払うと決める。逆に単純な家事労働ではなく、具合が悪いお母さんの看病をした、雨が降ってきたからベランダに干してあった洗濯物を取り込んだ、など「家族を思い、親切心でやるべきこと」なので、お金とは切り離して考えるべきなのです。労働の対価として手伝うとはいえ、何でもかんでもお金という子どもにはしたくありません。

    ・子どもが家事でお金を稼ぐためのツール PAYjr. http://www.buxx.com/about/about-us

    ・「目標を立てたら、それに向かって今日から毎日何をするか考えよう。そしてそれを紙に書いてその通りに実行することに全力を尽くそう。それができたら、合格しなくてもご褒美をあげるよ。でも逆に、合格したとしても、紙に書いた予定通りに努力をしていなければ、ご褒美はあげないよ」・・・目標を達成するために計画通り頑張れるかどうかを、父親である自分がしっかり見ているということを真剣に伝えた。極端なことを言えば「落ちても」いいのです。いや、「努力しないで受かる」ことの方が、長い目で見ると子どもにとっては悪い影響だと考えます。

    ・「お風呂掃除は毎日やらなきゃいけないことで、手間も時間もかかる。世の中には家事を代行する仕事というのもある。これは、お金に換算してもよい労働と考えられるよね。でも、足の悪いお年よりに親切をするのは、人間としての優しさや愛でやることだ。それでお金が欲しいとかいうのはおかしいし、そんなことを言っていたら、まわりの人からもきっと嫌われちゃうよね。君はどう思う?」お金をもらうための仕事とはどういうことなのか、お金とは違う、愛情や友情で行動するのはどんなことなのかといった話を、子どもと一緒に、丁寧にしていってください。そうすれば、労働と愛情・親切心の違いがわからない子どもに育つことはないと思います。

    ・マイパーソナルATM http://www.amazon.co.jp/dp/B000F6XWCM 単純に貯金箱にお金を入れておくだけではなく、自分の所有金額や目標設定などが設定・表示できることで、お金の出し入れという行為に何かしらの動機づけができるようになるかもしれません。まずは管理への第一歩。

    ・飲食費は当日にその都度渡す。使った分はレシートを持ってこさせる。大事なことは「渡すお金は君のものではない」ということをはっきり伝えることです。

    ・お年玉などの臨時収入は強制的に預金させる。子どもの口座を作って預金をさせる。「君の口座なのだから、もちろん君のものなんだけど、カードは預かっておくね」と言って、管理は親がする。そのお金を使いたいときには、「使い道について親が納得すればOK」というルールにする。

    ・大前提として、お金で幸福や満足は買えない。お金がある人がエライわけではない。でも、お金は万能ではないが、卑しいものでもない。

    ・収入を得るには、大きく分けると3種類の分野があるということを子どもに伝える必要があると思います。①組織に貢献して収入を得る分野(公務員やサラリーマン)。②専門分野に貢献することで収入を得る分野(学者やアスリート)。③新たなアイデアで大衆に貢献し、収入を得る分野(起業家やアーティスト)。

  • ここでは「こづかい」=毎月・毎週与えるお金のことを指しています。
    「こづかいをあげるな」とありますが、家事や努力の対価としてお金はあげるのが著者の方針です。
    お父さんの子供への優しい思いが伝わってくる本です。

    我が家は子どもがもう少し大きくなったらモノポリーなどのゲームをしてお金の大切さを教えようと思っています。

  • 参考にしようと思って読んだ。刺激的なタイトルほど刺激的な中身ではない。

  • お小遣いをあげずに、貢献の対価(労働の対価ではない)にお金を払うことは良いことだと思う。子供に自分の行動が家事労働か親切心でする行動か考えさせることや、必要経費を親に説明させて費用を受け取らせること、目標を達成したことやその目標に向けて努力したことに対して褒めて対価を与えるは、親も信念と忍耐力がいる。だから、それができれば、親との関係性が深まるのは事実だろう。
    しかし、今でも中途半端な子供のお手伝いや生活習慣に対して対価を決めて毎日継続する・・・途方もない気がする。
    よくよく考えてみると私もお小遣い制度は特になく、必要経費請求制だった。そもそもお年玉も親から貰ったことがない。だから、できなくもないのだはず。。。
    みかんちゃんのお小遣いちょうだい!攻撃に小泉俊昭@coyzoomy さんのこの本ぴったりだが、親の覚悟がいる本だ。
    しかーし、この著者、子供との約束を破ったことがないっていいきれるなんてしすごい人だ!

  • 2010年2月
    川口市立図書館で借りて読みました。
    購入したいです。

  • 徹底したお金の教育
    親の責任なんだなという事に初めて気がついた
    自分もしっかりとしたお金の勉強をし続けようと思った

    子どもとした約束を自信を持って一度も破った事がないと言えるのは立派だと思った。

    ☆信頼される人、約束を守れるひとにしか、お金というのは回ってこない。

  • 子供とお金の関係について考えさせられる本です。『「こづかい」は、極端に言えば、何の努力も必要なく無条件で与えられる「お金の無料プレゼント」のようなもの』とのこと。

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