休む技術

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 631
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479782605

感想・レビュー・書評

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  • 上手な休み方を、具体例を挙げながら解説した一冊。好きなことをする時間を作ること、質の良い睡眠を取ること、適度な運動をすること。当たり前と
    言えば当たり前たが、忙しい日々を送っていると疎かになってしまうことでもあるので、日々の生活に少しずつでも取り入れられるよう努めたい。

  • 途中に出てきた要注意人物の特徴が自分の上司にぴったり過ぎて、休んでくれという気持ちを込めてこの本をプレゼントしたくなりました。

  • ・生活リズムを崩さないことが大切

    ・休みの日は朝、昼、晩で時間を区切ってやることを決める!

    ・平日に自分の「好きなこと」をする時間を、ちょっとだけ取り入れる

    ・気合いをいれてやるよりも「とりあえず」何かをすることが仕事を終える秘訣

    ・休みに対する期待感を一年通して持ち続けることが大切

    ・他人のプランに乗っかり、新鮮な休日をプランニングする

    ・体は動かした方が疲れない

    ・四肢を複雑に動かすスポーツは、自動車でいうギアを切り替えるトランスミッションの働きを高める

    ・腹式呼吸でやる気を出す

    ・一時間に5~10は休憩する

    ・社交的な友達をキーにしてそこから広げていく。

    ・「休憩する勇気」を持つ。

  • 休むことの大切さや、休みの過ごし方、休みに対する考え方などをいくつもの心理研究を参考にしながら学べる本。技術、というタイトルだけに、書かれてるいることは一見簡単ながら「わかってはいるけどできないよなぁ」という、習得するには鍛錬が必要なものが多い印象。

  • 2016年12月07日読了。

  • 忙しいという文字は、心を失うと書く。心を失うとは、正確には、ワーキングメモリの機能低下を意味する。段取りをつける能力、あるいは何かをしながら情報や周囲の状況を短時間だけ記憶しておく、パソコンでいえばメモリのようなものとされる。ワーキングメモリの働きは一時的に損なわれるだけでも記憶力、判断力、ひいては感情コントロール能力までにダメージを与えることになる。過剰負荷によるダメージからワーキングメモリを復活させるには何よりも休むことが大事。これが副作用もなく最も効果的。睡眠不足はワーキングメモリの大敵であり、辛いときは15分でいいので仮眠をとることが肝要。寝不足はミスのもとと自戒しなければならない。本書には暮らしをゆるめて休む技術、体自身をゆるめるやり方、人間関係を休ませる、やらなきゃだめを休ませるなど、様々な視点から休むを実践する。上手に休んで切り替えたい。

  • 心がけや心もちで、休みを作れるというような内容だった。自分は特に気の使い過ぎというところが重要だと思った。わかっていても、なかなか行動に移せないので、これを機にできるところから、実行していきたい。

  • ・旅行プランは早く考えるほど「吉」
    ・ダルい・しんどいは緩いスポーツで改善
    ・マッサージは運動直後で。
    ・モードを切り替える
     リラックスモード:腹式呼吸
     仕事モード:締切・時間の意識
    ・休むのは「悪いこと」ではありません

  • 休むにもワザが要る。

  • 主に社会人向けの休憩術。もうちょっと、細切れの時間の休み方について書いてて欲しかったかなー。しかし十分参考にはなった。私はまさに、休み下手なので、昨日までの疲れを癒すための休みでなく、明日からの活力のための休み方を身につけていきたい。1日ベースでは質の高い睡眠、週ベースでは週末の非日常、年ベースでは小旅行として、もっと細切れの時間ベースなら瞑想、という感じだろうか。自分なりの動と静のリズムを見つけていきたい。

著者プロフィール

西多 昌規(にしだ・まさき)
精神科医・医学博士。早稲田大学スポーツ科学学術院・准教授。東京医科歯科大学医学部卒業。国立精神・神経医療研究センター病院、ハーバード大学医学部研究員、スタンフォード大学医学部客員講師などを経て現職。日本精神神経学会専門医、睡眠医療認定医など資格多数。専門は臨床精神医学全般と睡眠医学、身体運動とメンタルヘルス。著書に『「器が小さい人」をやめる50の行動』(草思社文庫)、『「テンパらない」技術』(PHP文庫)、『休む技術』(だいわ文庫)、ほか多数。

「2018年 『文庫 自分の「異常性」に気づかない人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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