修道院のお菓子と手仕事

  • 大和書房
3.37
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本棚登録 : 264
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479782667

作品紹介・あらすじ

ちょっとだけ、とくべつな自分へのご褒美。修道院の売店で、自分のためのおみやげを買いました。

感想・レビュー・書評

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  • 修道院で作られるお菓子や
    日常の色々が少し垣間見れる本。
    食べたことあるお菓子も多々あり。
    またレシピなども載っていて興味深い。
    とても気に入ったので購入する事にしました。

  • 大切なものやすてきなものは、こんなふうにひっそりと手渡され、その人の記憶に光を灯すようにして受け継がれてゆくのでしょう。
    (P.30)

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 日本各地にもある修道院で作られてるお菓子や作品類を紹介する本。自給自足であったり地元の作物を使用している。

  • 知らない世界を知る手立て。

  • トラピストクッキーとか飴とかバターは知ってるけど、こんなに各修道院でこんなにいろいろ作っていたとは知らなかった。近くにあれば買ってみたいなあ・・・

  • 在住地域に掲載されている施設が2件あることを知り、気になって読み始めた。近いうちに焼き菓子を購入しに行きたい。

    1日のタイムスケジュール、とても参考になります。
    早朝というよりも夜中に起き、読書。
    そして早々と寝る。規則正しい生活を送りたいです。

  • 本文をほとんど読んでいないので、読書状況は「未設定」に。
    写真もお菓子と建物だけ拝見。
    信心深くなくてごめんなさい。

    追記:「未設定」があまりに増えてきてしまったので、読み終わってないけど「読み終わった」に登録変更。
    2020/12/20

  • マリア・クララ。

    それが私の洗礼名で、もう名乗れなくなってから久しい。少女の頃、不安定だった私の支えだった神様。教会の売店で求めたロザリオやベール…。メダイを故あって泣きながら捨てた。

    病弱だったのに負けないようにと、同じく身体が弱いのに長寿を全うした聖クララの名を頂き、私はまだ病気と一緒にだけれど、今日この世にある。

    修道会のお菓子といえば、函館のトラピスチヌ修道院のお菓子が有名だが、神戸周辺や九州など、各地の修道院で素敵な手作り品が頒布されている。そのガイドブックがこれ。

    多くは売っていないが、素朴で美しく、おいしい。手作りの手工芸品やロザリオなど、自分の周りに祈りとマリア様と、あこがれのような救いがあった日々を思い出させてくれた。

    修道院は祈りと労働と瞑想の場。
    写真からでも清澄な空気が伝わる。

    どことなく忙しげにバタバタと休憩。
    また急いでカフェを飛び出してゆく…。

    そんな時間も活気があって、全部悪いとは思わないが時には神様からのおすそ分けとしてこんな物たちを求め、静かに休むのも、良いのではないか。

    クリスチャンでなくとも、肩の荷を下ろし、憩って。また明日も生きる…そういうことは許されているし修道に生きる方々は、優しい甘さのお菓子を通して誰にも幸福を願ってくださっている…。

    そう思えば。

    誰かが私の幸せを思ってもたらしてくれたお菓子…ひとりでも、愛しい人とでも、食べてみたくはないだろうか。

    手元において、ときに眺め、機会があれば、購入の手引として開くのに良いと思う。

    祈りへのあこがれは、誰の胸にも形は違えど、きっとあるものだから。

  • おいしい
    またたべたい

    そう感じるのは、
    作り手をとりまく
    そこに流れる気も一緒にいただいているからだと思います。
    目に見えているものが、
    この世の全てではないと。

    ほっこり系おやつを求めるなら
    充実の一冊。

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